みなさんこんにちは。下ちゃんです。今週も良い天気からスタートになりました。夏日に近い気温があり汗ばむ陽気でしたね。しかし一転して今日と明日は雨が降るという。嫌なのは湿気である。雨で湿気が高いとなれば、まさに梅雨を思い出してしまう。私にとって一番嫌な季節なのです。今年もいろいろと考えないと・・・・・梅雨対策を。
さて
ここ最近経営者と話す機会があるときに、よく出てくる内容が、叱れない、自分が主役、常に機嫌が悪い管理職が多いと・・・・それが、部下の成長を止め、後継者が育たず、意思決定を遅らせることになり、人手不足で苦労してコストをかけて採用した良い人材が、すぐに辞めてしまい離職率が高くなるばかりだと・・・・
「善く兵を用うる者は、譬えば率然のごとし」は孫子のある言葉の一つで「戦の上手な者は、たとえば率然(常山にいる伝説の蛇)のようなものである」という意味です。
優れた指揮官は、勝てる状況を作り出すだけでなく、組織が結束するようにまとめ上げ、お互いが自然に協力し合うようにしている、というのが「善く兵を用うる者は、譬えば率然のごとし」の一節の趣旨になります
リーダーたる管理職は、この言葉の通り、常にしなやかにそしてしたたかに行動をすることが必要になってくるのです。
「呉越同舟」という四字熟語があります。エピソードとして「呉の国の人と越の国の人は互いに憎み合っているが、一緒に同じ船に乗って川を渡る途中で大風に遭うと、彼らは左右の手のように協力して助け合う」とあります。
このエピソードを文脈的に見ると「厳しい環境に追い込むことで、組織を一つにまとめる」ことの重要性を説いており、状況が刻一刻と変わる勝負の世界で臨機応変に対応する為には、組織を一つにまとめ、お互いが協力し合う状態を作り出すことが肝要だと・・・・・
多くの企業で人手不足が叫ばれる中、良い人材を採用することと同時に、社員の離職率を抑えることが求められています、いち早く具体的な対策を行う企業にならなければならないと思うのです。
バラバラなメンバーを目標に向かって力を出し合う”チーム”にすることが出来れば、社員の離職を抑えるだけでなく、メンバー同士の協力や連携が生まれ、成果を生み出したり、業績を向上させたりすることが可能だと・・・・
問題点を明確にしてみましょう。