みなさんこんにちは。下ちゃんです。昨日は今週出張へ行っていたので、事務処理が溜まっていたので1日それに時間を取りました。
今日は少しウォーキングして、街並みの変化を観察でもしてみようかな・・・・明日から天気も下り坂とあるし。
さて、
2018年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査というものがあります。その回答のなかに、新卒の採用人数は、「昨年度以上」もしくは「昨年度並み」と答えた企業の割合が、2011年度は51.6%だったのに対して、2018年度は81.6%ありました。2011年以降ほぼ毎年上昇しています。
加えて、採用にあたっての考えとしては「質より量」と答えた企業の割合が、2011年度は3.5%だったのに対して、2018年度は20%と増えています。
採用にあたっては、本当は量より質を重視したいけれど、良い人材の採用が難しく背に腹は変えられない、という企業が増えているとのことです。
昨今、採用が大変厳しい状況ですから、辞められては困りますし、限られた新入社員を早く戦力にしなければいけないのですが、教育はあまりうまくいっていないようで、教育の中心をOJTと答える企業が87.4%と大多数を占める一方、OJTが機能している、と答える企業はたったの12.6%でした。 採用の厳しさが年々増している上に教育がうまくいかないという、困難な状態に陥っている企業が多いことがこれで分かりますよね~
逆に採用され、教育を受ける側の若手社員の特徴で言えば・・・・
入社したての新入社員に、今どのような点に不安をもっているかを聞くと、「上司や先輩との人間関係」「仕事がちゃんとやっていけるのか」という2つの回答に集中するそうです。
いまどきの新入社員の特徴として、
「手堅いけれどチャレンジは避ける」「人や組織の役に立ちたいが、試行錯誤やムダは避ける」「協調性は高いけれど、主体性は高くない」「ITスキルは高いけれど、人の機微は読んでくれない」「理解力は高いけれど応用力はいまいち」「叱られて伸びるのではなく、褒められて伸びる」といった傾向があります。
それと、
モチベーションには大きな問題を抱えています。入社したてのときは非常にモチベーションが高く、やる気に満ちているのですが、若手社員、そして中堅社員と、年数を重ねるに連れてモチベーションがどんどん下がっていきます。
これらをまとめると、入社してしばらく経った後に、人間関係や仕事がうまくできないことに悩み始め、段々とモチベーションが下がってしまう、といった新入社員・若手社員の姿が目に浮かんできます。
私が常に言い続けている 採用⇒定着⇒教育 を今一度考えてみましょう