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ヒアリング能力はまず聴くモードをつくること・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3165

time 2018/10/25

ヒアリング能力はまず聴くモードをつくること・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3165

みなさんこんにちは。下ちゃんです。秋晴れの良い天気が続きそうです。今日も高気圧の影響で晴れそうです。

少子高齢化がさらに進む2030年に、人手不足が現在の5倍以上にあたる644万人に拡大するという調査結果が発表されました。

民間シンクタンク「パーソル研究所」と中央大学が総務省の労働力調査などから将来の労働力不足を予測したところ、2020年には384万人、2030年には644万人と人手不足が拡大するということです。特に深刻になるのは、サービス業で400万人、医療・福祉業で187万人が不足するとみられています。人手不足の解消には、働く女性や高齢者、外国人を増やすことに加えてAI(人工知能)やロボットが人の代わりに仕事をする必要があると・・・・

深刻な悩みです。

 

さて、

人と話をしているとき、「この人はちゃんと自分の話を聞いているのかな?」と感じる相手はいませんか? 一方、自分でも人の話をしっかりと聞けているか自信がない……という方もいるのではないでしょうか・・・・

何をもって本当に聞けているかは人により感じ方もあるでしょうが、「聞けない」ということは大きな“損失”をもたらすことだと思います。ある方の話し

聞く力がますます重要になる、背景としては2つあるという。1つは前提や背景が共有されていない時代と2つ目は売れない時代だと。

これまで日本企業は新卒で一斉に入社し終身雇用で転職も珍しく、会社や部門の考え方をみんなが共有している状態であり、あまり細かいことを聞かずとも仕事を進めることができてきたわけです。

しかし今では企業の統廃合やグローバル化、人材流動化などが進み、ますます前提や背景が共有されていないことが進んでいるということです。するときちんと相手の考えを聞きださないと仕事そのものが進められなくなってくるわけです。

では、どうしたら聞く力が上がるのかを考えてみましょう。

そのためには、まずは人の話を聞く際に、自分がどのようなモードになっているか気づく必要があるということです。

たとえば、表面上は聞いているふうを装っている聞き流しモードであるとか、聞く前から相手の話を「きっとこうに違いない」と先入観を持っていたり、「この話には賛成できないな」など思い込みや偏見を持って聞いているモードであったり、自分にとって都合の良いところだけを選んで聞いているモードであったり・・・etc

 

マインドフルネスは「今、ここ」に意識を向けることですが、マインドフルリスニングは同様に目の前の相手に興味を持ち、相手の言葉や感情にフォーカスして聞くモードです。これをしたいですね~

 

 

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