みなさんこんにちは。下ちゃんです。北海道の千歳市内の水辺では、春の到来を告げるかのようにミズバショウが咲き始めたと・・・・雪解け水の混じる湿地帯では、清らかな白さが季節ならではの華やぎをもたらしている。
気温も上がり、間もなく周辺の樹木が芽吹き、新緑が広がり始める。北の大地でも春がやって来た。
さて、
「風通しのいい職場です」とか「活発な議論が私たちの活力です」といった言葉を使っているのを見たり聞いたりします。
「誰もが自由にものが言える職場ですか?」と経営者や管理職に聞けば、おそらく大多数が「もちろんそうです」と答えることでしょう。
しかし、彼らの下位にいる人たちにこっそり「実際のところ、どうなの?」と聞けば、「いや、まあ……」と言葉を濁すところも少なからずあるのではないでしょうか。
誰もが「風通しのいい職場」がいいとわかっているんですよね。それなのに、実現できていないとすれば、どこに問題があるのでしょう。
たとえば、
①お互い言いたいことが言い合えるようになっていますか。
②言いたいことを言うに当たり、相手を論破するのではなく、ちゃんと議論できていますか。
③そのうえで、共感を生んだり、納得させたりしてちゃんと相手を動かしていますか。
④組織に所属する人たちがお互いのことを本当の意味でよく知っていますか。
と質問したとします。
最初の質問はまさに「風通しのよさ」を問うた質問です。
2つ目から4つ目はその前提条件ともいうべき質問です。もちろん4つともイエスならば、「風通しのいい職場」でしょう。
しかし、これがなかなか難しんですよね。
大前提として、最初の質問に「YES」と皆が言えるには、「言いたいことを言っても、相手が許容してくれる。もし、否定されたとしても、それはその意見に対しての否定であって、人格を否定するわけではない」という認識が共有されていなくてはダメですよね。
実際の職場や人間関係では意見の否定イコール人格の否定になりがちで、そうならないためにはお互いが信頼し合う必要があります。その信頼関係が構築されてこそ、思い切った発言もできるということですから・・・・
みなさんの職場では風通しのいい職場ですか?