みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!
#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』
ニュース速報が流れた。コロナの影響でめまぐるしく環境が変化していくので注意深く見ると、プロ野球を統括する日本野球機構が5月26日から予定されていた「日本生命セ・パ交流戦」の中止を決めたというテロップであった。
どんどんと先延ばしされていくプロスポーツ。
何かどんよりした空気が流れているような気がする。不要不急で自粛がみんなの笑顔を忘れさせていくような気がします。早く普通の生活に戻ってくれることを日に日に思うばかりですね。
気を取り直して、
中途採用へのコロナの影響について、エン・ジャパンが行ったアンケートによると、新型コロナウイルスが流行する中、半数以上の企業が採用を継続しており、現状を好機と捉えている企業が4割もあるそうです。
「好機」と捉えているのはベンチャー・中堅中小企業で、職種は技術系(IT・Web・通信)や営業系が多くなっていると・・・・大企業が採用を控え、質の高い人材を獲得しやすいチャンスと捉えているからかもしれませんね。
そこで、
自粛解除の時期はまったく見えない状況なんですが、会社としては解除後に向けた準備を進める必要があります。
新卒採用、中途採用とも、この時期に採用された社員たちは十分な研修等が行えない可能性があります。
それでも社員には戦力として活躍してほしい、だとすれば「失われた時間」を取り戻すために、採用後の人材開発で取り組みの見直しが必要かもしれません。
例えば、中止・延期した研修プログラムを自粛解除後に入社した社員とまとめて行う。あるいはこれを機に早期戦力化につながりそうな、プログラムに切り替えてみてもいいかもしれません。
今後、企業が社員に期待する能力が大きく変わるタイミングになるかもしれません。職場で即戦力として活躍してもらうためには、社員が主体的に行動できる力が必要です。そのために「これから起こること」を予測して行動しなければなりません。
ところが、多くの企業では、若手社員には「指示されたことをやる」ことを求めてきました。言われたことをちゃんとやることから始めさせようとする発想です。
でも、その方法では自立するまで時間がかかります。最初から自立を目指した人材を開発するプログラムに変えてもいいかもしれません。自粛解除後に向けて今何をするかが、数カ月後、数年後に大きく響いてくるのは間違いないですね~