みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!
#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』
野村克也さんの名言集が目に留まりました。
予感、予想、予測、予防・・・・「予」を大切にすること
「予」は「あらかじめ」と読む。あらかじめ感じ、あらかじめ想像し、あらかじめ測り、あらかじめ防ぐ……ただ漠然と日々を過ごすのではなく、常に「予」を大切にし念頭に置いていれば、おのずと正しいプロセスをたどることになるのだと・・・・
さて、
ビジネスパーソンが身に付けるべきスキルは膨大ですが、そのすべての根幹にあるのが「言葉遣い」だと感じることがあります。
なぜなら、どんなに優れた意見やアイデアでも、アウトプットが不適切だと色あせてしまうし、言葉を発するという基本スキルのレベルが低いと評価まで下がることすらあるからです。
たとえば、こんな言葉遣いを耳にしたことはないでしょうか。
アドバイスをくれた上司に「参考にします」とか、取引先への電話で「〇〇様はおられますか?」とか来客にお茶を差し出すときに「お茶になります」・・・・と話す人たちです。
最初の「参考にします」は、「考えの足しにする」というニュアンスがあり、目上の相手に使うのは失礼ですよね。「勉強になります」って言いますよね。何か人を見下しているように感じます。
2つめの「〇〇様はおられますか?」は、敬うべき対象を間違えた「逆さま敬語」だと言われてます。
敬語が逆さまになるのは、謙譲語(自分を下げる言葉)と尊敬語(相手を立てる言葉)の使い分けができていないのが原因だと・・・・
この例でいえば「おる」は「いる」の謙譲語で、自分に使う言葉。相手の所在を問うときは、尊敬語の「いらっしゃいますか?」を使うのが通常ですよね。
3つめは、結論から言うと「お茶でございます」が正解。「なります」と言われるようになった理由は諸説あるそうです。飲食店のアルバイトなどでこう習った人も多いようです。
同じく「×こちらのほうは(〇こちらは)」「×早める方向で(〇早めるように)」などのように、語尾をぼかす「ぼかし敬語」と言われてるそうです。とくに若い人が使いがち。これらは「何となくソフト」な印象を与えるものの文法的には誤りで、イラッとする人も多い間違いだそうです。
このように敬語の使い方1つとってもさまざまな誤りがありますが、厄介なのは、いずれも自分では「丁寧な言葉遣いができている」と勘違いしていることです。言葉遣いは、注意してくれるうちが華です。
取引先が指摘してくれることは皆無なほか、歳を重ねるほど相手にされなくなります。誤りを正す機会を逸すれば、この先何十年と信頼を失い続けることになるってわけです。注意しなきゃと自分に言い聞かせてます・・・・