みなさんこんにちは。下ちゃんです。#目標管理 #人事評価
『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』
もう8月もあと6日で終わります。今月はあっという間に過ぎていったような気がします。Withコロナのなか暗中模索の状態。リモート時代には「創造的な仕事ができるかどうか」が勝負になる。
創造性を自己研鑽していくために・・・・
「今がこうだから」と、現在の仕組みや方法になんの疑問も持たずに思考停止に陥っていたり、あるいは「先例がないから」と、失敗を恐れるあまり挑戦すること自体を諦めてしまったりしていませんか?客観的な事実や情報分析をベースに、新しい方法や新しいアイデアといった「新しい価値」を生み出していける。そして周囲に横たわる問題を解決していける。このようなことを研鑽することだと・・・・
さて今回は、皆さんよくご存じの
リーダーシップの行動特性を把握するのに役立つPM理論について見ていきましょう。
PM理論を提唱したのは三隅二不二氏です。
2つの行動特性を満たすことでリーダーシップを発揮することができると考えたのです。
その2つの行動特性が、「目標達成行動:P行動(performance)」と「集団維持行動:M行動(maintenance)」です。
「P行動」とは目標達成のための行動のことを言います。
例えば、「売上目標を達成するために戦略を練る」「目標達成のための計画を立てる」「立てた計画を遂行するために、メンバーに指示を出す」などが該当します。
次に「M行動」とは集団を維持するための行動を言います。
「メンバー間の緊張を和らげる」「チームメンバーとの飲み会を開催し、親睦を深める」「部下の悩みを聞き、アドバイスする」など、チーム内のメンバーに対してフォローや気遣いの行動が該当します。
もちろん、誰もがPとMの両方とも備え、リーダーシップを発揮できれば理想ですが、人には得手不得手があるものです。そして、自分の得手不得手をPM理論で確認することで、組織においてリーダーシップを発揮するために何が必要かを知ることができます。
例えば、「自分はPの行動特性が強いが、Mの行動特性が弱い」とPM理論で理解したのであれば、「Mの行動特性を高めるために、もう少しメンバーをフォローしていこう」と自分の行動を振り返りながら、足りない行動特性を高めていくために何が必要かを考えていくことができます。
とはいえ、すぐに足りない部分を高めることはできないので、「足りない行動特性を別の人に補ってもらう」ということも有効な方法です。先の例であげた「自分はPの行動特性が強いが、Mの行動特性が弱い」という人であれば、「Mの行動特性が強い人」をサブリーダーで配置することで、Mの行動特性を補ってもらうことができます。
PM理論で自分のタイプを知るのもいいかもしれませんね。