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誰かがやってくれるだろう、という心理が働いてしまう。・・・  人事見直し倶楽部通信  №3867

time 2020/09/26

誰かがやってくれるだろう、という心理が働いてしまう。・・・  人事見直し倶楽部通信  №3867

みなさんこんにちは。下ちゃんです。

 

政府は昨日、消費喚起策「GoToキャンペーン」を来月10月以降、拡大する方針を決めたとのこと。

トラベルは1人1泊2万円を上限に補助であったり、イートはプレミアム付き食事券とネット予約の飲食にポイント還元したり、イベントではチケット購入代金の割引や商店街においては、集客イベントの補助など書かれてましたね。あと水際対策として、全世界からの入国を一部解禁するという。10月から少しづつ変化が現れるような気がしますね~

 

さて、社会的手抜きという言葉があります。「リンゲルマン効果」とも言います。

意味としては、「人数が多ければ多いほど、人は手抜きをしてしまう」という現象のことです。

たとえば、3人のチームで、ある1つの作業をするのに10時間かかるとすれば、10人居れば3時間で終わるっていうことになりますよね。しかし実際、10人で作業を行うと3時間以上かかってしまうということです。

これは、チーム全体が自分1人くらいいいだろうという落とし穴みたいなそんな感じですね~

3人の時は自分がやらねば終わらないよ~と思っているのですが、10人になったとたん自分1人くらいやらなくても大丈夫だろうって思ってしまう・・・・人間って不思議です。厄介なところは、「無意識に手を抜く」というところです。

人は、自分が集団の一員だと思っているときには自然と、無意識に手を抜いているのです。

つまり、本人には「手を抜いている」という自覚がありません。そして、「手を抜いている」と指摘をしても認めたがらないのです。

だから、チームのメンバーが「自分は本気でやっている」と心から言っていたとしても、またあなた自身が「自分は全力でやっている」と思っていたとしても、リンゲルマン効果の対策を怠るべきではないのです。

改めて考えてみることも大事かもしれませんね・・・・・

 

#目標管理 #人事評価

#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』

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#『PDCAを回すことは、言うのは簡単ですが、その巧拙やこだわりは企業ごとに大きな差異が出ます。』

 

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