みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年2月11日木曜日です。
#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #テキストマイニング
五輪組織委員会の会長発言がいろんなところに影響が出ている中、将棋の高校生棋士である藤井聡太二冠が聖火リレーランナーを辞退すると新聞に掲載されていた。理由は会長発言ではなく、五輪が延期になり先の見通しも立たないことが理由だそうです。少しづつ五輪への関心が希薄化しているようなそんな気がする・・・・
さて、
新型コロナウイルスの影響で、急にテレワークをすることになった人は多かったのではないかと思います。
テレワークは時短の観点からみても効果的ですから、この機会に移行するのが良いと思うのですが、現実には業務に支障をきたしたチームも少なからずあったようです。
いろいろなケースがあったと思いますが、特に問題なのはテレワーク導入に伴い報告頻度を増やしすぎて、生産性を逆に下げてしまっているケースです。在宅勤務になると「サボるのではないか」と疑心暗鬼になり、日報の提出といった報告・連絡を過度に求める企業も少なくないと聞きます。
一般的に、性悪説で働き方改革を進めると管理コストが増えてしまう。サボってしまうのではないかという前提で管理すると、報告のための資料作成と会議が増えてしまう。それで業績が上がるのであればそれに越したことはないのですが現実はそうでもないと思います。
ある会社が取ったアンケート調査では、在宅勤務でサボる人の94%はオフィスで勤務をしていてもサボっていました。サボる人はオフィスだろうが在宅だろうがサボるんです。それより、詳細な報告といった余計な作業によって、きちんと働いている人の生産性を下げるほうが問題です。
サボる問題は、場所の問題ではなく、職責と評価の問題です。サボる・サボらないは個人の自制心だけでなく、組織として正しい目標設定と評価ができているかどうかにも起因すると思うのです。
行動目標、いわゆる山の頂上だけ決めて、登り方は任せることが大切です。
ただし時間で管理する労務管理は、労働基準法上は確かに必要です。
しかし、性善説で勇気を持って任せないと部下が育ちません。行動目標だけ設定して任せてみる。それで到達できなかったら、山の登り方が合っていないので、違う方法を考える・・・・
このほうが建設的だと思うのですが・・・・