みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年10月22日金曜日です。
#目標管理 #360度評価 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント
今週は寒さにどれだけ対応できるかという感じでした。季節の変わり目に持病を持つ人は特にではないだろうか。私がそうなので・・・・・体調管理には十分気をつけましょう。
さて、
自己評価が高いだけの人が職場にいると、人間関係がギクシャクしますよね。ポイントをおさえた対応が、環境改善のコツです。では、自己評価が高い人の特徴とは?と考えると・・・・
人の話を聞かない、同じ失敗を繰り返す、積極的に自分を売り込む、他人を下に見る言動が目立つ、地道な仕事を嫌がる、自信があるなどが挙げられる。
ではそんな人をどのように対応したらいいのだろうか。
1.現実的な目標を設定させる
高い自己評価を持つ部下に仕事上の目標を設定させる時は、達成できる具体的な内容を設定するように対応します。営業成績であれば、いきなり「社内でトップをとる」と掲げるよりも、「前年度比で○%アップさせる」など、客観的に評価しやすい数値目標がおすすめです。
達成できる目標をクリアできたら、心置きなく部下を褒めることができます。自己評価が異様に高い人は他人からの称賛に餓えていますので、褒められることは嬉しいものです。現実的な目標を掲げることで、お互いに気持ちよく仕事することができます。
2.複数の人から評価をしてもらう
高い自己評価をつける部下への対応の一つとして、できるだけ多くの人からの評価を聞かせるという方法があります。高すぎる自己評価の人は正しく自分を客観視できないため、できるだけ多くの他人の意見を聞かせることで、「自己評価と他人からの評価が違う」と気付かせます。
もしも一対一での評価になると、自己評価の高い人は「相手の認識の方が間違っている」と考えます。しかし複数の人間の視点を入れることで、「自分の方が正しい」という言い逃れはできません。
性格など仕事とは関係ないことに言及してしまうと、相手も素直に聞き入れなくなるので、実務的な内容に対して端的に分かりやすい評価を行いましょう。
3.根拠を示す
自己評価が高すぎる部下には、目に見えて分かる根拠を示しながら改善点を伝える必要があります。仕事上の失敗で、どれくらいの経費が無駄になってしまったのか、表やグラフで示します。
誰でも客観視できる証拠が目の前にあれば、改善が必要な理由についても学ぶことができます。
また問題が起きてからすぐに、改善点を指摘することも必要です。時間が空きすぎてからの指摘は、自己評価が高い人にとっては「今更過去のことを蒸し返すなんて意味がないこと」と斬り捨てられる原因となります。
以上のことを踏まえて対応策を自分なりに考えてみてはいかがでしょうか。