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時に正し過ぎる正論は・・・  人事見直し倶楽部通信  №4261

time 2021/10/25

時に正し過ぎる正論は・・・  人事見直し倶楽部通信  №4261

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年10月25日月曜日です。

#目標管理 #360度評価 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント

秋はスポーツの秋です。昨日は日本人が活躍しました。まずはゴルフ。米男子ゴルフツアーのZOZOチャンピオンシップで、松山英樹選手が優勝しました。4月のマスターズ・トーナメントに続き、米ツアー通算7勝目。素晴らしい!

世界体操では、女子ダブル金メダル。女子平均台で芦川うらら選手が14.100点で金メダル、この種目で日本選手が優勝するのは1954年の田中選手以来、実に67年ぶり。そしてゆかでは村上茉愛選手が14.066点で4年ぶり2度目の優勝を飾った。体操女子の日本勢が1つの大会で2つの金メダルを獲得したのは史上初という。素晴らしい!

 

さて、

できれば相手に嫌われたくない。これは誰もが思っていることだと思うのです。

しかし、時には、どうしても相手の誤りを指摘しなければならない場面に遭遇します。

その際、最も気をつけたいのが「正論」の伝え方なんです。

正論ほど伝え方が難しく、使い方によっては相手を傷つけてしまう恐れのあるものはありません。

 

正論を正論のまま言うことは、「あなたは間違っていますよ」と真正面から相手を斬りつけるようなもの。相手の逃げ場を塞いで追い込んでしまうこともあります。

相手も当然身構えて、臨戦態勢を取ってきます。

そうではなくて、

「私も同じ間違いをしたことがあるのですが…」

「私も昔上司から怒られたのですが…」

と、相手と同じ目線に自分を置き、相手に寄り添いながら共感を得るような伝え方をしていく。

こうした繊細な配慮をできる人が、人間関係がスムーズにいく人だと思うのです。

私自身、過ちの指摘を真正面から受けなかったことで、素直に話を聞けた経験が何度もあります。

そして後から「あの人は、私を傷つけない言い方をしてくれていたんだ」と気づいたことがよくありました。

どんな人にもその人の立場があり、その人の気持ちがあり、言い分があります。

そこを理解して相手の立場をできる限り守っていきながら、その人がわかるような伝え方をする。

あなたの周りのコミュニケーション上手な人を参考にしながら、チャレンジしてみてください。

「正論」だからこそ、真正面から言わない配慮も必要なのです。

 

 

MPE 経営人事教育システム

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