みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年6月3日金曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント
凄い!全仏オープン混合ダブルスで柴原瑛菜、コールホフ組が優勝したというニュースです。
この種目の日本勢の優勝は平木理化さん以来25年ぶりだそうです。四半世紀ぶりですよ。
さて、
最近、「成功した人もしない人も平等にしてほしい」と要求する若者が増えているらしい、と聞いたらあなたはどう思いますか?
ある大学の教授がとったデータが興味ありありです。
たとえば、生徒が巨大なホール型ティラミスを買ってきて、それを11人でシェアするときのこと・・・・そこでこんな状況が・・・誰も切り分けようとはしないらしい、嫌々切り分け係になった人は、いかにしてきっちり11等分するかで四苦八苦するそうだ。
教授いわく「いい子症候群」というフレーズがぴったりくるという。
とにかく差がつく状況が苦手であるということ。特に過敏に反応するのが「自分だけが何らかの利益を得る」状態だそうだ。
教授が考えられたクイズがあった。それは今から挙げる4つの選択肢のうち、あなたはどれが最も公正な分配だと思いますか?・・・である。
一つ目は「平等分配」二つ目は、「必要性分配」、三つ目が「実績に応じた分配」で、最後が「努力に応じた分配」であった。実際のデータが下記のとおりだったそうです。
① 平等分配:男性5.2%、女性7.5%
② 必要性分配:男性9.8%、女性9.1%
③ 実績に応じた分配:男性30.4%、女性16.6%
④ 努力に応じた分配:男性51.2%、 女性62.2%
皆さんの意見もいろいろあるでしょうが、やはり努力に応じた分配でしょうね。
ところが今の若い人たちの結果はこうである。
① 平等分配:男性49.0%、女性53.2%
② 必要性分配:男性5.9%、 女性5.5%
③ 実績に応じた分配:男性19.6%、女性16.5%
④ 努力に応じた分配:男性25.5%、女性24.8%
なんと平等分配が過半数もあるではないですか・・・・
いい子症候群の特徴である「とにかく差がつく状況が苦手」とは、言い換えれば究極の横並び主義であり、それが顕在化した象徴形が完全一律な平等分配なのだ。と教授が述べられていた。
多様性だと一概には言えないとは思うが、若い世代の価値観を勉強しないといけないなぁと40代以上の管理職は思うのではないだろうか・・・・・