みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年6月28日火曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント
最近プロに入り苦労して勝利を勝ち取ったアスリートがインタビューに答えたときに使われた「雲外蒼天」という言葉いいですね~
雲外蒼天には、「困難を努力して乗り越えた先には、明るい未来がある」という意味があります。文字通り「雲の外には、青空が広がっている」という意味から転じたと考えられています。
広く知られるようになったのは、1980年代の終わりごろ。著名人が座右の銘として取り上げたことがきっかけです。最初は経済人から好まれたようですが、のちに政治家やアスリートへ広がったといわれています。
今はまだ努力が報われていない困難な状況で、励ましや自分を鼓舞するときに使ったりします。
このように自分の気持ちを四字熟語にして表現することっていいですよね・・・・
さて
組織において、「要領の悪い社員」や「ミスの多い社員」は必ず一定数存在しますよね。
このような方々には「次から気をつけてね」と言っても、あまり効果が見られないのはあるある話。もし自分が管理職として、こうした部下や同僚を持ってしまった場合、どうすればいいのだろうか?
原因を考えるとしたら、仕事の段取りについて意識が薄いことがもっとも多いのでは・・・・
また、業務の流れがまったくイメージできないという人もいるのでは・・・・
対策を取るとしたら、まずは正しい手順や段取りで仕事が進められるようなレールに乗せること。正しいフォームを身につけてもらうのが一番だと思うからです
たとえば、
「ここに手順書と起こりやすい不測の事態がまとめてあるので、これに従って仕事を進めて、何か起こったら必ず声をかけてください。自分で判断して進めないで。私がいない時はチームのAさんとBさんには言ってあるので、聞いてから進めてください」
といったアプローチを基本とします。
このときに、気をつけて欲しいのは、手順を「説明」で伝えようとしても、特に要領の悪い人には伝わらないことのほうが多いので、かならず手本になるような手順が書かれたメモや手順書を示しながら説明することです。しかも、その手順通りに進めないで、適当に「エイヤ」でやってしまう人もいますから、分からなくなったり、何かあったらそのまま進めず周りに確認しながら前に進めるように、という一言も加えるようにしましょう。
一方で、こうした育成方法は「部下・後輩や新人の依存心」を増長してしまうこともあるので、あくまでレールに乗せるまでの時限措置として考えてください。レールに乗ったら徐々に自分の頭で考えさせ、自己決定で行動させるというステップに移ることです。