みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年10月5日水曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
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秋とりどり・・・・広島県世羅町の観光農園でガーデンマムが見ごろを迎えた写真が載ってました。ガーデンマムは、日本の菊が明治時代にヨーロッパに渡り改良された品種だそうです。
あっという間に秋の訪れが、花で感じられる。スポーツや食欲などでもこれから感じていくのだろう。
さて、昨日の続きです。
理想と現実を「考える」ことは、つねにぶつかり合い、結論が出ずに停滞する、もしくは現実を考えるほうに引っ張られていきます。
会議で「そんなことできるわけがない」「そんなことをする時間とお金がない」などと言われ、どんどんありきたりなものに変わっていくのです。
そこで、必要となってくるのが推進という視点です。「推進」とは、「理想へ近づきたいけれど、現実的に最大限できることを踏まえて段階的に、もしくは多少理想を変更しベストな方向を見つけ出す」ことで、そこでの「考える」は次に考えるべきことを具体的に示すことだと・・・・
理想と現実の狭間に立ちながら、理想がより面白くなるように思考をめぐらせ、今ある現実的な答えに引っ張られず、顧客がワクワクする世界を実現することを目指す。
推進(推進脳)を担う人の主な機能は、
① 発想を振り切れない理想脳や現実脳のイメージを整理し、飛躍させる
② 衝突しがちな理想脳と現実脳を調整し、イメージをすり合わせる
③ 何を作ればいいか悩む理想脳と現実脳のアウトプットイメージの解像度を上げる
であり、理想脳や現実脳のイメージを膨らませながらアウトプットを引き出すリード役です。
推進脳は、頭の中から価値を生み出せるようにするためにはどのように考え、どのようなものをアウトプットするといいのか相談に乗りながら理想脳と現実脳のイメージの解像度を上げていきます。
それぞれの脳を担う人の考え方を理解し、何をどのように伝えると相手の頭がどう動くのかを常に考えます。推進脳がしっかりしていると、理想脳は思い切って発想を膨らませることができ、現実脳は実現上の課題を乗り越えることに集中できるからです。
そうなることで、考えることが楽しくなり、仕事は面白くなります。さらには今までにないアウトプットができるようにもなり、そこからまた新しい気付きが生まれ、知らなかった自分の才能を発見し、自己成長をしていきます。
推進脳の成果は、優れた商品や事業を生み出し、新たな顧客の創造を実現し企業に利益をもたらすことです。そうすることで、組織は成長し、事業は持続可能となります。
つまり、組織に顧客の創造と収益を上げさせることが推進脳の成果だと・・・・
理想脳や現実脳の頭を動かし新しい価値を創り出す推進脳こそ、管理職が持つべき必須スキルになるのでは・・・・・