みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年10月17日月曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
#組織診断 http://www.mpe-kobe.jp/?p=1887
サッカーは甲府が下剋上から這い上がって天皇杯優勝しました。
J2で下位に低迷する甲府が、J1広島との頂上決戦を制したニュースが載ってました。3回戦以降、J1の5クラブを破り、来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
仕事をするうえで「部下や同僚と距離を縮められずに悩んでいる」という人って多いのではと思うときがある。
いろいろな企業の人事制度に携わる中で社員と交流をもつのだが、いつも驚くのが、「上司と部下」「チームメンバー同士」で認識に大きな乖離があるということです。
たとえば、上司が部下に何気なく言った言葉が、すごく部下の心をえぐっていて、モチベーションを大きくそいでいることがあったり、上司の何気のない行動によって、部下が勘違いをして、認識に齟齬が生まれていることもあります。
こんな言葉言ってませんか?
「ここだけやっておけばいい」「このくらいやればよい」というのがあります。「なぜ?」と聞くと「あとは上司がやるから」と言います。こうなっている原因が「あとはやっとくから、いいよ」にあります。
部下に頼んだ仕事が、上司の思うクオリティーに達していなかったとき、上司は「ああ、まあここから先は俺がやっておくわ。大丈夫だよ」と優しく話す場合があります。このときの「優しさ」が・・・
一見、部下のことを考えているいい上司であるようですが、実はダメダメパターンですね。
部下がしっかりと責任感を持って進めていたら・・・・どうですか? 「この仕事に対して、自分はそんなに期待されていなかったんだな」とがっかりしたり、「何がいけなかったのか知りたかったのに」と成長の機会を奪われたように感じて、モチベーションが下がりませんか?
あるいは、「部下がこの仕事にあまり乗り気じゃないから、この仕事とってやってあげよう」という優しさで、「あとはやっとくから、いいよ」と言うパターン。しかし、そういう場合でも、やはりこの言葉は部下の成長を止めます。なぜなら、これを続けていると、どんどん部下は仕事に対しての責任感がなくなってしまうからです。
「頼まれた仕事を、最後までやり切った」
「周りの人の力を借りたけれど、最後まで自分が責任を持ってやった」
そういう、ちょっとした成功体験を積んでもらうことが必要なのです。逆にそれがないと、いつまでたっても仕事が「やらされるもの」であるという感覚を捨てられません。最後まで「やり切る」ことをしてもらったときに、その仕事が「自分事」になるのです。
もともと「ここから先は上司自身でやるつもりだった」のであればそのことを事前に伝えておくと、「あとはやっとくから、いいよ」での誤解がなくなります。