みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年1月12日木曜日です。
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物価が上がったと思うが94%も・・・・日本銀行のアンケートで。
12月に生活意識に関するアンケートを日銀がとった。1年前より物価が上がったと答えた人の割合が94.3%となり、約14年ぶりの高水準になった。暮らし向きについて、「ゆとりがなくなった」とした割合も53%と約13年ぶりの高さで、物価高に苦しむ人が増えていることをうかがわせる結果となった。賃金と物価がともに上がる経済の好循環を日銀は目指しているというが、ユニクロなど高利益を出しているところなどはできるが中小企業は非常に苦しいところもあるのではないだろうか。
さて
相手に配慮しながら、自分の主張を明確に伝えるアサーティブコミュニケーションを実践するためには、「DESC(デスク)法」とよばれるコミュニケーション技法が有効だといわれています。
DESC法とは「Describe(描写する)」、「Express/Explain(表現する/説明する)」、「Suggest/ Specify(提案する/具体的に挙げる)」、「Choose/Consequence(選択する/結果を伝える)」の4つから構成されます。このD・E・S・Cに沿って会話をすることで、相手に配慮しながら自分の主張ができるようになります。
「Describe」は、現在起こっていることや状態などを客観的に描写し、感情を含めず事実のみを相手に伝えることです。
例)「1週間前に商談で訪問した〇〇社から、見積書が届いていないという連絡が来ました。」
Describeで重要なのは、自分自身の意見や考え、推測を述べるのではなく、あくまでも事実のみを相手に伝えることです。まずは正確な事実情報を提示し、それを前提としてコミュニケーションを図る必要があります。
次に、「Express/Explain」は、Describe(描写する)で提示した事実をもとに、自分自身の意見を伝えることです。
例)「先方も連絡が来ないままだと不安に感じると思います。」・・・・など
Express/Explainでは、説明の際に感情が高ぶってしまい、相手に対して攻撃的にならないよう注意しなければなりません。
次に、「Suggest/Specify」は、起こっている問題や課題に対して、それを解決するための具体的な手段・方法を提示することです。
例)「もし見積書送付を忘れていたとしたら、早めに先方へ謝罪の連絡と、いつまでに見積書を送付できるかを伝えてはいかがでしょうか?」
Suggest/Specifyで重要なのは、あくまでも提案することにとどめて、相手に対して強制をしないことです。自分では提案として相手に伝えたつもりなのに、言葉の選択を間違えてしまうと命令のように受け取られることもあるため注意が必要です。
最後に、「Choose/Consequence」は、提案内容を相手が受け入れた場合と、受け入れなかった場合の両方を想定し、それぞれに対して自分から相手への言動の選択肢を用意しておくことです。
受け入れられた場合の例)「ありがとうございます。よろしくお願いします」
受け入れられなかった場合の例)「今すぐに連絡するのが難しいようであれば、私のほうから先方へいつまでに送付できるかを伝えておきましょうか?」・・・・など
Suggest/Specifyで提案された内容に懸念や不安を感じれば、受け入れてもらえないケースも想定されるため、相手の反応に応じて対応できるようChoose/Consequenceで自分の言動の選択肢を用意しておくことも大事なのです。
いかがでしょう。一度試してみてもいいかもしれませんね。