みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年4月29日土曜日です。
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いよいよ今日からゴールデンウィーク・・・
出国ラッシュが始まった。新型コロナウィルスの水際対策が世界的に緩和され、成田国際空港会社の推計によると、同空港ではGW期間(4月28日~5月7日)に昨年の約7倍の約30万人が出国するという。凄い人だ・・・・これでもコロナ禍前の2018年と比べるとまだ7割だそうだ。
皆さんのGWは今年は国内ですか?それとも国外ですか?
さて、
「人は何から学びを得るのでしょうか」と聞かれたら、皆さんは何と答えますか。
優秀な人から学ぶ、本から学ぶ、失敗から学ぶ…など、人それぞれだと思います。
ある経営コンサルタントの研究によると、ビジネスにおいて人は7割を仕事上の経験から学び、2割を先輩・上司からの助言やフィードバックから学び、残りの1割を研修などのトレーニングから学ぶと言われています。
これは「7・2・1の法則」とも呼ばれ、我々も研修などでもよく引用しています。経験を積むと自信がつき、できることがどんどん増えていきますから、「仕事上の経験が学びの7割を占めている」ことは、皆さんの感覚とも合致しているのではないでしょうか。
一方で、「人の成長は7割が経験から」と言われると、「先輩からのアドバイスや研修は重要じゃないのか?」と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。学びにとっての一番の資源である「経験」に、人との関わりや研修による気づきなどが加わることで、経験の質が高まり、個人の能力開発につながっていくのです。
そこで次に、部下の成長は「経験」「助言」「トレーニング」の三位一体で考えてみたいと思います。
「OJT」を「部下・後輩の成長のために、日常業務を通じて意図的・計画的・継続的に行う指導」と定義してみましょう。「OJT」の基本的な流れは、4つのプロセスになります。
まずは、「業務の量と質を選定する」そして次に、「業務の指示・依頼をする」、「業務遂行を支援する」最後に、「内省を支援する」という具合である。
上記から考えると、「7・2・1の法則」の「7割」の部分である「仕事上の経験」と、「2割」の部分である「上司や先輩からの助言やフィードバック」は、「業務の指示・依頼をする」「業務遂行を支援する」のプロセスから得ることができると言えます。
続いて「Off-JT」「自己啓発」です。この取り組みは、「7・2・1の法則」の残りの「1割」の部分である「研修などのトレーニング」であると考えることができます。
このように、様々な手法を組み合わせると、全ての要素をバランスよく取り入れることができるように、育成の取り組みを設計していくことが重要だということがわかってきます。