みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年6月30日金曜日です。
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6月も今日で終了だが、何か天気が不安定だそうです。梅雨前線の活動が今日から活発になり、西日本から東北地方の日本海側を中心に非常に強い雨が降ると・・・週が明けても梅雨前線が日本付近に停滞するので大雨が続くとのこと。気象庁も土砂災害や河川の氾濫などに注意をするよう呼び掛けている。われわれも早めに警戒感を高める行動をしなければ・・・・
さて、昨日の続きになります。
では、今年の新入社員の特徴を踏まえて、彼らと関わるうえで押さえておきたいポイントとはどんなことか見ていきましょう。
よく聞く言葉ですが、「心理的安全性を担保する」です。
今年の新入社員は、ストレス耐性に対する自己評価が高くありません。加えて、「社会人生活の中でどのようなことに不安を感じていますか。」という質問では、「上司・先輩・同僚との人間関係」が2番目に多い回答率(58.1%)だったことから、企業には新入社員が自分の考えや気持ちを安心して発言できる環境、つまり心理的安全性を担保することが求められるというわけです。
これもよく聞くことだと思いますが、改めて整理します。心理的安全性を担保する方法です。
新入社員も含めたメンバーの発言機会を均等にすることで、意見を伝える恐怖を払拭する。
次に新入社員を受け入れる現場の社員全員で、新入社員一人ひとりをサポートする雰囲気づくりをする。
3つ目は、課題や問題には、チーム全員がポジティブな反応を示すようにすること。
最後に、新入社員の発言や行動を否定したり批判したりせずに、存在自体を尊重することです。
次のポイントは、
「仕事の目的・背景やキャリア自律の重要性を伝える」です。
「社会人生活の中でどのようなことに期待をもっていますか。」という質問に対して、2021年・2022年調査を上回る37.5%の人が「収入が得られる」と回答しています。
これは、学生時代よりも多くの給料がもらえることへの期待と捉えられる一方、「業務内容に対する希望が薄いがゆえに、収入のみに期待している新入社員が一定数存在する」と考えられるというわけです。
そのため、企業は新入社員に少しでも仕事の意義・やりがいを感じてもらうことを意識することが大切です。ただ業務を教えるだけでなく、一つひとつの仕事の目的や背景を伝えることで、仕事への理解を促す必要があるでしょう。あわせて社員自身が自らのキャリア形成に主体的に取り組む、いわゆる「キャリア自律」の重要性も伝えることも効果的になるというわけです。
最後に、「認める・褒める」を意識し、「オーダーメイド型育成」をおこなうことです。
「先輩にはどのように接してほしいですか。」に対しては、過去3回の調査と比べて最多の52.9%が「優しく接してほしい」と回答しているところからです。
今年の新入社員を含むZ世代は、個性や多様性を尊重される環境で教育を受けた方も多く、価値観の強要や画一的な指導に耐性が低い場合があります。
たとえば、ルールや前提を伝えない(伝わっていない)中での叱責などは、新入社員にとって大きなギャップとなる可能性もあるでしょう。また育成計画や内容が全体で同一の場合、業種や業務に関連性の低い内容に対しては、取り組みの姿勢や学習理解度に影響を及ぼします。
全員が身に着けておくべき『ビジネスマナー』など、基礎となる部分はしっかりと必要性を理解させ身に着けるとともに、各業務別に求められる『仕事の進め方』や『能力・知識・スキル』などは、対話を通じた個人特性や業務熟練度などを参考に、個別最適化していくことが強く求められるわけです。このような内容を踏まえ企業として、管理職の認識も含め、これからの人材教育を考えていくべきだと思う。