みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年7月11日火曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力
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早期退職200人を募集という記事を取り上げます。塩野義製薬は50歳以上で管理職ではない従業員を対象に、早期退職を約200人募集すると発表。これは全社員の8%にあたるそうです。
広報は「グローバルな成長や新規事業の確立・成長の実現に向けた人材ポートフォリオの見直しを加速させるため」だそうです。因みにこの会社今年3月の決算では、過去最高の収益を稼ぎ出したそうです。とくに新型コロナウィルス感染症の治療薬の国による買取が業績を押し上げたとのこと。対象者は何を基準に決めるのかいろんな人に相談するのでしょうね。
さて、
2023年も半年経過し下半期に向けて行動をしているところ・・・でしょう。
「行動計画の立て方」によって、実践度や継続度、そして目標達成度が違うと思うのです。たとえばこんな言葉を使っていないかチェックしてみましょう。
1つ目ですが、頭で考えることで、行動ではないものをあげてみましょう。
例……「心がける」「意識する」「考える」「検討する」など
2つ目としては、何をするのか、あいまいでわからないものをあげてみましょう。
例……「徹底する」「管理する」「向上する」「育てる」「発展させる」など
そして3つ目は、人や状況によって、解釈がブレるものをあげてみましょう。
例……「努力する」「励む」「踏ん張る」「理解する」など
いかがでしょう・・・・これらの言葉が使われている行動計画は、定着しないと思うのです。
確実に実践されてかつ継続される行動計画とは、「誰がやっても、同じ行動を行うことになる」くらい明確な言葉で表現されている必要があります。まずは上記の例を挙げたうえで、改善例を見てみましょう。
どのように改善すればいいのか
改善前:「明るい職場づくりを意識する」
「意識する」は実際の行動ではないので、実践に結び付きません。そのため、「具体的で目に見える行動」にすることが必要です。
改善後:「毎週、部内のメンバーに困っていることを聞いてアドバイスをする」
改善前:「プログラミングスキルを向上させる」
「向上する」と言っても、何をするのかが客観的にわかりません。それどころか、そもそも自分自身でも何をすればいいかがわかっていないことがほとんどなのです。
改善後:「毎日100行のプログラムを書き、不具合がないかテストを行う」
改善前:「スタッフ全員が問題意識を持つように努力する」
同じ言葉でも、人によって思い浮かべる基準はバラバラですし、どのレベルで、どれだけすればいいのかわかりません。そのため、ここでも具体的な基準を決めておくことが必要なのです。
改善後:「朝礼でスタッフ全員にお客さまの声を確認させ、問題点を伝える」
このように、継続は「明確な行動」を示すことによって初めて可能となります。繰り返すように、目標を達成するためには、最初の「行動計画」が肝心です。
・周りの人から見て、行動を実践したかどうかがわかるか
・誰がやっても、同じ行動を行うことになるか
の2点をチェックするとよいのでは・・・・