みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年8月2日水曜日です。
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8月6日から開幕する全国高校野球ですが、いち早く女子高校野球が甲子園球場で決勝が行われ、神戸弘陵高校(兵庫)が岐阜第一(岐阜)を破り2年ぶり3度目の優勝を果たした。
神戸弘陵高校は昨年8月のユース大会、今春の選抜大会も制しており、史上初の「3冠」を達成した。この中から、プロへ行く選手もいるのでしょうね・・・・楽しみです。
さて、
「WOOPの法則」という法則を知っている人もいると思います。
目標達成を円滑にするプロセスについて提唱した法則です。アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士による20年以上にわたる研究の末に体系化されました。
WOOPとは、「願望(Wish)」「結果(Outcome)」「障害(Obstacle)」「計画(Plan)」という四つのステップの頭文字をとったもので、このステップに沿って行動していくことで目標の達成率を高めることができるとのこと。今日はそのあたりを見ていきましょう。
これまで、目標を実現させるための方法論を多く適用して取り組んでこられた方もいらっしゃることでしょう。中には「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」など、前向きに過ごすことが目標達成につながるという方法論もありますが、やる気やモチベーションはなかなか長続きしなかったという方もいるのでは・・・・
WOOPの法則はその代替案として生まれた考え方で、起こりうる“ネガティブ要因”を先に分析する点が特徴です。
では、四つのステップを具体的に見ていくことにします。まず、「Wish(願望)」では、自分がなしとげたい目標を書き出します。このときに気を付けたいのは、少しストレッチな目標ゴールを設定することです。簡単すぎる目標では成長につながりませんし、反対に目標が難しすぎても行動に移すことができず、ただのスローガンで終わってしまいます。
次のステップは「Outcome(結果)」です。立てた目標を達成した際に、どのような結果が待っているかを可視化します。例えば、「5kg痩せる」という願望に対しては「似合う洋服が増える」「自信を持って恋愛ができる」「健康になる」などが当てはまるでしょう。
三つ目のステップ「Obstacle(障害)」は、WOOPの法則の大きな特徴です。ここで求められるのが、目標達成を困難にしている原因(人・コト・モノ)について考えてみること。先ほどのダイエットの例にあてはめると、「平日は仕事で疲れてしまい、ジムに通えない」「ダイエット中だと分かっていても、いざ食べ始めると満腹になるまで満足できない」などが想定されます。このとき、そもそも太っていることの何が問題なのかを合わせて考えるとよいでしょう。自信の内側と向き合い、太っていることの本質的な問題点を見出せないならば、もしかしたら最初のステップで決めた「Wish」から考え直した方がいいかもしれないからです。
そして最後は、「Plan(計画)」です。障害にぶつかったとき、どうすればそれを克服・回避できるかの計画を立てます。重要なのは、自分にできる行動や考えに基づいて行動プランを考えることです。このようなステップを進めていくことで確実に目標に近づける経験を数多く行っていけば成長が見えるのではないだろうか。