みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年3月23日土曜日です。
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荒れる春場所と言われている大相撲もいよいよ佳境に入ってきました。110年ぶりの新入幕優勝に王手をかけた尊富士。今日大関経験者の朝乃山との対戦で勝てば文句なし優勝になる。
千秋楽までもつれて優勝決定戦で決着がつくようなことも少なからずあるかも・・・・
いずれにしても上位の力士が意地を見せてほしいものですね。
さて、
老婆心ながら・・・などと先輩や上司からアドバイスや注意を受けたことってないですか?
老婆の心ってどんな意味があるのであろうか。
調べてみると、
文字通り「年老いた女性の心」という意味だそうです。おばあさんが、心配心から自分の子どもや孫にいろいろと口を出すことだと・・・・
純粋に心配する気持ちで口を出してくれるのは良いのですが、時にはそれがおせっかいになってしまうケースもあったり・・・・
一般的にはどういう場面で使われているのだろうか。
たとえば、会社の先輩が後輩に対してちょっと余計かな?と思われる忠告やアドバイスをする際、老婆心ながら言わせてもらうけど・・・・と言ったりします。
また「老婆心ながら」をつけると、おせっかいとは分かっているけどと、謙遜する意味が含まれてきます。老婆の心なので、女性しか使わないかと思いがちですが、基本的には男女問わず使用可能な言葉でもあるのです。
「老婆心ながら、夕方までにお願いした資料は進んでいるよね。」とか「老婆心ながら忠告させてもらうと、今のやり方では絶対上手くいかないと思うよ」・・・・・などと使ったり。
老婆心ながらという言葉を見てきましたが、この言葉って、目上の人にも使っていいものだろうか?
結論は、ダメですね。
目上の人に対しては使ってはいけないです。では目上の人に対して何か進言したい場合、何といえばよいのだろうか。
老婆心を言い換える場合、「僭越ながら」が良いでしょう。
僭越ながらは、謙遜、恐縮しながら目上の人に意見を述べる際に使う言葉なのです。
時折、言葉の使い方を勉強するのもいいものですね。