みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年8月29日木曜日です。
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将棋の第65期王位戦七番勝負が行われ、藤井聡太七冠が挑戦者の渡辺明九段に勝利し、タイトルを防衛した。これで王位戦5連覇となり、自身二つ目の永世称号となる「永世王位」の資格も得た。この資格は過去、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段に次いで史上4人目の達成というからまた勲章が増えました。素晴らしいです。この方の話すことの少しでも爪の垢を煎じて飲むくらい自分自身精進しなければと常に思うのですが・・・なかなか甘い自分にへこみます・・・
さて、
今回は管理職に求められるスキルについて見ていきたいと思います。
新たに一般社員から管理職として人材を登用する場合には、その人に適性があるのかを見極めることが重要となります。また、すでに管理職として活躍している人にも、さらにスキルの向上が求められることもあるでしょう。
そこで役立つのが、「カッツモデル」という概念です。これは、役職に応じて求められるスキルや能力を、「ヒューマンスキル」、「テクニカルスキル」、「コンセプチュアルスキル」の3つに分類したものです。
まず1つ目は、ヒューマンスキルです。
ヒューマンスキルとは、ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、その人が身につけている仕事のベースとなる力です。
部下や上層部に対して本音で意見を言ったり、相手から本音を引き出したりするためにはコミュニケーション能力が必須です。また、このスキルは取引先や関係部署と良好な関係を構築する際にも求められるものです。
さらに、管理職として強いストレスやプレッシャーに打ち克ち、成長の糧にする力も求められます。
ヒューマンスキルは管理職にのみ求められるものではありません。しかし、管理職は部下や上層部、関係先など多くの人とコミュニケーションを図り、交渉しなければならない場面も多いことから、ヒューマンスキルはとくに重要といえます。
次にテクニカルスキルです。
テクニカルスキルとは、業務知識や関連する技術など、仕事の方向性を決める力のことを指します。
どのような業務を担う部署かによっても、求められるテクニカルスキルは異なります。たとえば、営業部門であれば商品やサービスを魅力的に伝えるプレゼンテーションスキルや、顧客のニーズを引き出すようなヒアリングスキル、マーケティング部門であれば収集したデータを適切に分析し、意思決定の材料として活用する数学力が求められるでしょう。
また、管理職として部下を適切に評価するための知識やフィードバックの方法、目標管理に関する知識なども重要です。より高度な業務になれば、それに相対する形で要求されるテクニカルスキルも高度なものとなります。
最後にコンセプチュアルスキルです。
コンセプチュアルスキルとは、複雑な物事の大枠を理解し、本質を捉える力を指します。
部門およびチーム単位でミッションを策定するときや、部門内でどういった目標を掲げるべきかを検討する際など、さまざまな場面でコンセプチュアルスキルは求められます。
重要な意思決定が必要なときに求められる能力であることから、とくに経営層に近いマネージャーや部長といった管理職ほどコンセプチュアルスキルは重要です。
このような3つのスキルを身につけることが管理職として求められているのです。