みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年9月4日水曜日です。
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パリ・パラリンピックで、車いすラクビーの決勝が行われ、日本が米国を下し、初の金メダルに輝いた。素晴らしい!
今大会の団体競技では日本勢初のメダル獲得になった。日本の車いすラクビーは、2004年アテネ大会から連続で出場し、2016年リオデジャネイロ、2021年東京の両大会での3位が最高成績だったのが、今大会頂点に上り詰めたのです。
さて、
企業や組織にはさまざまなタイプのリーダーが存在しています。従来、リーダーシップといえば部下やメンバーを引っ張っていくトップダウン型が一般的でしたが、時代の変化とともにリーダーシップのあり方は変化してきており、多様性が重視されている現在ではトップダウン型ではない「オーセンティックリーダーシップ」が注目されていると言われています。
オーセンティック(authentic)とは、日本語に直訳すると「本物・真正・確実」などの意味を指す言葉で、オーセンティックリーダーシップとは、倫理観をもちながらも、自分自身の考えや価値観をもとにリーダーシップを発揮することを指します。
これまで研究されてきたリーダーシップ理論は、リーダーとしてあるべき行動やスタイルを追求するような理論がほとんどでした。しかし、オーセンティックリーダーシップは自分らしさを大切にするという点において、他のリーダーシップ理論とは異なるものだと言われています。
リーダーとしてあるべき行動を真似るなど、リーダーシップのスタイルを自分の外に見出そうとするのではなく、自分の考えが根底にあり行動することが、オーセンティックリーダーシップの重要なポイントといえます。
では、オーセンティックリーダーシップを発揮するためにはどのようなことが必要なのか、5つの特性が必要とされていると言われているのでそれぞれの特性について見ていきましょう。
1.情熱をもって目的を追求する
自分自身がどのようなリーダーになりたいのか、将来どのような姿を目指すのか、自分なりの明確な目的や目標をもち、行動することです。
しかし、目的や目標をもっていたとしても、リーダーとしての責任が大きいことなどからモチベーションを維持することは決して簡単ではありません。そこで、リーダーには大きな情熱も求められます。日々の業務で忙しいなかでも、大きな情熱をもって目的や目標に向かって行動できていれば、いつでも初心にかえることができ、モチベーションを長く維持できるでしょう。
2.自分なりの価値観にもとづいて行動する
自分自身の考えや価値観、倫理観を大切にし、それにもとづいて行動することです。
自分なりの考えや価値観、倫理観がないリーダーは、他者に流されやすく意見が変わりやすいものです。そのようなリーダーのもとで働くメンバーにとってみれば、このリーダーについて行って本当に大丈夫なのかと不安になることもあるでしょう。
自分自身の根底にある価値観を大切にし、倫理観に沿って行動することによってメンバーからの信頼を獲得できるようになります。
3.真心をもってリードする
リーダー自身の考えや価値観、倫理観について本音を部下に伝え、真心をもって向き合うことです。
自分なりの価値観や倫理観をもっていたとしても、それが部下や組織内のメンバーに伝わっていなければ組織を率いることは難しいものです。そこで、リーダーは自分自身の考えを本音で語り、メンバー一人ひとりに理解してもらう必要があります。
メンバーと本音で向き合う以上は、リーダー自身が弱みを見せなければならないこともあるでしょう。しかし、メンバーからみれば、リーダーが本心で向き合ってくれていると感じられ、信頼関係を構築しやすくなります。
4.継続的に人間関係を構築する
メンバー一人ひとりとのコミュニケーションを積極的にとり、継続的に良好な信頼関係を構築することです。
メンバーに対して本音で語りかけたとしても、コミュニケーションの頻度が少なければ、リーダーとメンバーとの間で強固な信頼関係を構築することは難しいでしょう。信頼関係の構築はリーダーシップを発揮するうえでの基本でもあり、リーダーからメンバーに対しても積極的にコミュニケーションをとることが求められます。
5.セルフマネジメント
リーダーが自らを律することができる強い意志やセルフマネジメント能力をもっていることです。
さまざまな意見がある中でも自分の倫理観や価値観を見失わないためには、他者と自分自身の考えを区別して整理できる能力が必要です。また、自分に甘く、部下やメンバーに厳しいリーダーは信頼を得ることも難しいでしょう。
リーダーとして周囲から認めてもらうためにも、セルフマネジメント能力を身につけることは不可欠といえます。
以上のような特性を加味して取り組んでみてはどうだろうか・・・・