みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年9月27日金曜日です。
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就任3年目で初のクライマックスシリーズに出場を決めた新庄監督。1年目2年目と最下位だったチームを育てた手腕は凄い!
昨年のファン感謝祭で早々と今季開幕投手に指名し、監督就任後初の開幕白星発進の立役者となった伊藤投手が、リーグトップの14勝で締めた。
ファーストステージをエスコンフィールドで迎え、勢いをもってパ・リーグの覇者ソフトバンクホークスと互角に戦って、日本シリーズへと選手のみんなはそう思っているのではないだろうか・・・・
さて、
日々の仕事に慣れてくると、仕事そのものへのやりがいが感じられなくなり、モチベーションが低下する社員も少なくありません。仕事に対するモチベーションが低下すると、十分なスキルや能力が身につかなくなることもあり、企業にとっては人材育成が進まないという問題も生じます。
しかし、同じ仕事内容であっても、仕事に対する考え方や方法などを変えてもらうだけで、モチベーションや仕事への愛着を高めることもできます。そのために有効な「ジョブ・クラフティング」についてみていきたいと思います。
ジョブ・クラフティングとは、一言で表すと「社員本人が働き方を変えていくこと」です。仕事を「やらされている」と捉えるのではなく、仕事にやりがいをもって「能動的に実践していく」ことに変える考え方といえます。これは、2001年に米国イェール大学のヴェジェスニエフスキーとミシガン大学のダットンによって提唱されました。
その背景には、
仕事を覚えるためには、上司や先輩社員からの指示や業務マニュアルに沿って進めていく方法が一般的であるが、しかし、ある程度仕事に慣れてきたとき、単調な仕事の繰り返しと感じてしまったり、上司や先輩からの指示を受けて仕事をやらされていると感じたりすることで、仕事に対するモチベーションが低下することも少なくありません。そのような場合には、仕事を通して十分なスキルや知識が身につかなくなることもあります。
このような問題を解消するために、ヴェジェスニエフスキーとダットンは、社員自身が仕事の意味を見いだし、能動的に実践していくことが重要であると考え、ジョブ・クラフティングという考え方を提唱しました。
それが、
「働き方を変える」ための3要素
ヴェジェスニエフスキーとダットンは、ジョブ・クラフティングにおいて、以下の3つの要素が重要であると提唱しました。
1.タスク(労働環境)
仕事の内容の範囲や、やり方を変える(配置転換など外部からの強制的な変化とともに、本人自身が同じ仕事でもやり方を変える場合も労働環境の変化に含まれる)
2.人間関係
仕事を遂行する上で関わる人とのコミュニケーションの量および質を変える
3.認知
仕事に対する捉え方を変える(労働環境や人間関係が変わらなかったとしても、その捉え方そのものを変えることで働く自分自身の意識に変化を起こすことができる)
業務によっては、作業手順やマニュアルが厳格に規定されており、社員個人の判断で変更できないケースもあるでしょう。しかし、上記で示した3つの要素をもとにジョブ・クラフティングを実践していくことで、同じ仕事内容であったとしても社員自身が仕事に対する捉え方や行動を変えることができるのです。