みなさんこんにちは。下ちゃんです。昨日は強風だったり雨が突然降ったかと思いきや晴れたりして何か春のいたずらみたいな天気でした。今日も気圧の谷が通過するため大気が不安定だそうです。傘必要なのかなぁ~
時がたつのは早くあっという間に来月はもう4月。約70年ぶりに労働基準法が改正され施行されるし、5月には新年号が制定され、新たなステージの幕開けが間近にきている。
豊富な労働力と安い賃金で支えられ爆発的な発展を遂げた昭和・平成から、少ない労働力でより質の高い仕事で価値を上げることが国際社会においても求められる新たな時代に突入していくことが予想されていると言われてます。
こうした時代の流れは当然、中小企業にも訪れるわけです。この変化を、「我関せず」と見逃したままいくのか、それとも5年後を見据えて今から取り組むのか。もちろん後者の方である。
中小企業を取り巻く働き方改革の流れということで、ある企業の事例が載ってました。
社員数34名の産業設備の工事や保守を営む会社の話である。
その会社には、「業務が属人化しているので他の人の仕事が分からない」「飛び込み仕事が多く、集中して業務ができない」「問い合わせの回答に時間がかかる」といった課題があった。
これらの課題解決のために、「情報共有」と「業務効率化」に焦点を当てて改革を推進されたそうです。
一人担当から複数担当への変更や、業務移管、手順書の作成など54項目の業務見直しを実施したという。
また、現場で外の仕事が多い業種の人たちはLINEなどSNSなどを駆使したりしてます。この会社は朝メール・夜メールをしておりそれを集計することにより、「見積・請求書の登録作業」など、時間をかけたくない業務にかなりの時間をかけていたことが判明したそうです。
そこで業務の優先順位づけを実行し社内で勉強会を開くことにより、技術的な質問に、サービスマンでなくても答えられるように知識の共有も実施したと・・・・
このような取り組みの結果、取り組み開始後の半年間で、依頼受付件数が前年より180件増えたにもかかわらず、全社で残業時間の13.2%削減に成功したそうです。
現状とあるべき姿を振り返り、問題を抽出しすぐに対策を考えるのではなく原因を分析し対策を考えて実行に移している。
業務の効率化、生産性の向上について改めて考えないといけないと感じました。