みなさんこんにちは。下ちゃんです。大阪の春の風物詩でもある「桜の通り抜け」が、今日から北区の造幣局で始まる。昨年の秋の台風で桜の木が倒れたり、枝が折れたりした桜も元気に花を咲かせている写真が載っていました。15日までの1週間公開される。晴れやかな気持ちや癒されたいと思っている人は、時間を見つけて行ってみてはいかがでしょう~
さて、今年は新入社員研修の依頼が増えている。そこで考えてみました。
なぜ、新人研修制度を見直す企業が増えているのか。最大の理由は、「研修制度を整備しないと、新入社員が辞めてしまうから」だと・・・・
新入社員が、仕事をするうえで、最も強く意識していることは、「自己成長」だと・・・・
昨年の新社会人1672人に行った調査によると、「社会人になって期待していること」で、最も多かったのは、「自己成長ができる」(31.8%)こと。
「さまざまな人との出会い」(27.5%)や「経済的に自立できる」(19.3%)などを上回ったという。
ただその自己成長の意味合いは、「会社の仕事ができるようになること」ではなく、「どこの会社でもやっていけるような実力がつき、市場価値が高まること」を意味するらしい。
この違いは大きいと思うのです。
市場価値を意識している人は、会社で活躍していたとしても、「実は外では通用しないのでは」と不安を抱いているからだです。
「世の中での市場価値が高まっているという成長感覚が得られないと、優秀な社員ほど危機感を覚え、転職を考え始める。
優秀な人材の流出を少しでも防ぐためには、彼らに「今の会社で一生懸命働いていれば、成長でき、他の会社に行っても通用するようになる」と理解してもらうことが事欠かせない。
他社に転職されたくなければ、逆に「将来、転職できる」という安心感を与えなければならないわけだ。
そのうえで重要になるのが、新人研修なのです。
キャリアに悩む若手に対して、「今の会社の仕事が、将来につながる」という考え方を伝え、計画立案や課題設定といった、どの会社にも持ち運べるポータブルスキルを教えることを優先とするわけです。
こうして「今の会社にとどまること」に価値を見いだしてもらうことが大事であると・・・・