みなさんこんにちは。下ちゃんです。京都で咲いたまま散る沙羅(ナツツバキ)が、コケの上で朽ちていく様子を観賞する会が催されている写真が載ってました。沙羅の花は早期開花した後、夕方には散ってしまうことから無常の象徴とされている。
昨日は雨風が強かったですね~突然曇り空から降り出す豪雨。かと思えばカラッとした天気に変わっている・・・・なんとも言えない天気でした。今日はどうだろうか?
さて
かつて、高度成長の時代に、新たに就職する人材に対して「金の卵」という呼び方があったと思うのです。
当時は経済成長が理由で人手不足だったので、新たな労働力は貴重であった。
あれからもう半世紀以上経過しましたが、新卒者は再び「金の卵」的な存在になっているのではないだろうか。
むかしと違うところは、経済成長よりも少子化に伴う人口減少の影響が大きいが、特に中小企業にとっては採用に苦労した新入社員が大事な「卵」であることに変わりはない。
ただ、現代の新入社員は、概して傷付きやすくデリケートで、職場が嫌だと思うと転職の機会が多く、「ワーク・ライフ・バランス」的な意識が強く、そして上司や先輩が押し付ける無理や無礼に対して、「ハラスメント」という概念を武器として持っていることが気になりますね~
この貴重な「金の卵」の先輩、あるいは上司的な立場に立つ場合、何を目標にしてどのように接したらいいのだろうか。
まず、相手の意見や価値観を否定しないことが大切なのでは・・・・・
そして、目の前にいる彼らのことをよく知ることも。違和感があっても、そこに好奇心を持って「それはどういうこと? もう少し聞かせて」と、彼らの根っこにある価値観ややりたいことを聴くこともいいかもしれませんね。
そして、今の仕事が、そこにどうつながっていくかを一緒に考えることです。先輩や上司は答えを用意しがちですが、そうではなくて、フラットに問いかけてみることも大事。
自分で納得し、意味があることだと感じると、ものすごい力を発揮すると思うのです。