みなさんこんにちは。下ちゃんです。
今週は出張ウィークです。効率よく仕事をこなさないと後へあとへ先送りしてしまうと自分の首を絞めかねませんからね・・・・
昨日のデキる上司の続きです。
部下が報告しづらい情報を得るためには、日頃から「誰でもミスをすることはある」という考え方を表明しておくことが大切ですよね。
そして、ミスを報告してくれたことを「評価する」という姿勢を示しておくことです。そうすれば、見積書を書き間違えてしまった〇〇くんも、「本日、取引先にお渡しした見積書の数字を間違えてしまいました。もちろん、お詫びをして、すぐに訂正したものをお送りしました。先方も許してくださったのですが、念のためお伝えしておきます」
と報告してくれることでしょう。
ミスや失敗に対して、すぐに電話を入れて謝るべきなのか、後日会ったときにお詫びをすればいいのか、その判断は情報が届いてからすればいいことです。
重要なのは、部下が、「先方が許してくれたから、まあいいか」と勝手に判断してしまうような土壌をつくらないことなのです。
人間が集まって活動をする以上、そこに揉め事や対立が起きてしまうのは、仕方のないことです。
それが自分の部署のなかで起きてしまったら、丸く収めるのは他ならぬ上司の仕事だと思うのです。
部下の立場からすると、解決したいと思っていても、「子どもじゃないんだし、こんなことを上司に話したら告げ口したみたいだな」と、言わないで済ませようとするでしょう。
しかし、部下同士で摩擦が起きていることを上司が知らなければ、当事者間の対立が予想以上に大きくなるかもしれません。
また、チーム全体の空気が悪くなる可能性もあります。
このような部下同士の摩擦は、本人からはなかなか聞き出せないもの。だからこそ、当事者以外の部下から情報が得られるようにしておくのが理想的です。
もちろん、 「キミと△△、ケンカしてるんだって? □□さんが言ってたよ」などと、情報提供者の名前を出したりするようでは信頼関係を失いますので、 「最近、△△とヨソヨソしくないか?」
と、あくまでも「自分が気づいた」というふうを装い、情報を知らせてくれた□□さんの立場にも配慮すべきです。そうしなければ、誰も情報を提供してくれなくなるでしょう。
部下は「いい情報」しか上げてきません。しかし、上司として必要なのは、むしろ「悪い情報」のほうなのです。
その点を踏まえて、部下から「悪い情報」を引き出せる上司を目指しましょう。