みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!
昨日は少し肌寒でした。コートが必要かな~ってところでした。日に日に寒さが増してきました。体調には十分気をつけましょう~私の周りでも風邪をひいている人が増えてきました。そろそろマスクも必需品になってきますね。
さて、
人が会社をやめる理由の一つとして入社ストレスの問題があります。
そもそも新しい職場に入ること自体が大変ストレスフルですよね~
ある書物に1960年代にアメリカのホームズ博士が提唱して有名な「ストレス表」というものがあるそうで、さまざまなライフイベントのストレス度をそこから回復できる期間で数値化したものだそうです。
1年間に起こったライフイベントの数値を合計して、200点を超えると50%が、300点を超えると80%が2年以内に心の不調を訴えると言われているのですが、就職・転職に関係しそうな「退職」「再就職」「経済状況の変化」などを足していくと、優に200点を超えてしまいます。
これに追い討ちかけるのが「リアリティーショック」で、読んで字のごとく、現実に直面して理想化したイメージが打ち砕かれるショックだそうです。
人は大きな決断をしたとき、選んだのは「よい選択肢」だと思いたくなるものです。そして、入社する会社についての情報は、よいものは取り入れ、悪いものはスルーして、理想化してしまいがちです。
そのために新入社員は、ありのままの現実に接するだけでギャップが生じてしまい、モチベーションが下がるわけです。対策としては、
ギャップを少しでも和らげ、採用過程や教育時に、ネガティブなことを含めた入社後の現実を丁寧にインプットしていくしかありません。
人がやめずにいつく会社ってどんな会社だろうか?
「入社時のストレスを十分認識して、それを軽減するために、リアリティーショックを避ける情報提供をしたり、相性に合わせた配属を考えたり、キャリア志向を大切にしてその実現をサポートする」ような会社ということです。
もっと簡単に言えば、会社の中の個人が置かれている環境を想像して、それに沿ったケアをしてあげているというだけのこと。これがよく言われる「人を大切にする」ということなのでしょう。
優しく接していれば大切にしているということではなく、リーダーが部下のために想像力を働かせることが、「人がやめない会社」の第一歩と言えるのでは・・・・・