みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!
#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』
コロナ禍の中で、いろいろと工夫をしなければ経営が成り立たない。JR西日本も時間帯別運賃を検討すると。
混雑を緩和するために、乗客が多い時間帯と少ない時間帯や、連休などの繁忙期とそれ以外の時期で運賃に差をつけることを検討するという。コロナ前には戻らない前提で経営を考えねばならないと西日本の社長が言う。
混雑する時間帯の運賃を上げて分散乗車を促すことを念頭に、3密回避やラッシュの平準化につながれば、お客様にとっても望ましいのでは・・・・・と。今後の動向を見てみたい。
さて、「できる人」になるためには・・・・どうすればいいのだろうか・・・・・
これには「エンパシー」というワードが必要かと。相手も気づいていない、潜在的なニーズを把握することの重要性を説いています。因みにエンパシーという言葉を調べてみると、「感情移入、人の気持ちを思いやる」こととありました。言われたことに対して期待値以下の仕事をするのは問題外ですが、言われたことを、言われた通りにやっても「普通の人」だということですよね。
仕事ができる人は、相手の立場に立って、何が欲しいのかを予測して動きます。求められていることを見極め、どんな付加価値をもたらすことができるのかを考えて動くからこそ、期待値以上の仕事ができるのです。
例えば、顧客が口に出していない潜在ニーズを先回りしたり、上司の解決できていない課題の解決の手助けをしたり、言われていないけれどその場に必要と考えられるものをさりげなく準備しておいたり。そんな自分ならではの付加価値をつけて、日々仕事をしているのです。潜在ニーズというと難しく思えますが、「広めの会議室をとっておいて」と言われたら「プロジェクターも必要ですか」と聞いてみるとか、そんなことで構いません。
誰かに仕事を依頼されたら「言われたこと」について「はい、わかりました」と動くだけではなく、「言われていないものは何か」を考えて動くほうがいいのです。例えば「目的は何ですか」と聞けば、自分がそれに対してどんなサポートができるかのヒントになりますし、複雑な問題なら「どこまでやればいいですか」「どんなふうにすればいいですか」と尋ねて相手の期待値を確認したうえで、「ここまでやると喜んでくれるんじゃないか」というレベルのものを出していきます。こうして、自分がどんな付加価値をつけられるのかをつねに考えていくことが、「できる人」の仕事のポイントだと思います。
このようなEQやエンパシーが高い人は、次の予測だけでなく、人との関係性や、自分と相手の価値を考えながら一緒に何ができるだろうかなど、さまざまなつながりの中で問題を解決していく「システムシンキング」にも長けています。今後の社会において、さまざまな価値観の中で、うまくやっていくためにも必要な思考能力だと思います。