みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年2月12日金曜日です。
#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #テキストマイニング
藤井聡太二冠が朝日杯3度目の優勝をした。4年の間で3回優勝ですよ・・・・凄くないですか?
この朝日杯の通算成績は20勝1敗と驚異的な強さを物語ってます。まだ18歳今後もどれくらい活躍するか楽しみです。
さて、
経営や事業を成功させるうえで必要なことの1つに「論理的思考」があります。事象の関係性、原因の解明、論点・仮説・検証……。これらは、事業の要素である一つひとつの仕事をうまく進めるうえでも大切なことと言われています。
ポイントの1つとして「因果関係」があります。それには複数の事象の「関係性」を意識することが重要だと・・・
例えば、調査で次の事実が判明したとします。
- ある製品の消費者認知度が向上したというのと、②その製品の販売量が増えたという場合
「認知度が上がれば売れる。売上を増やすために広告宣伝を増やそう!」と意思決定をしてもいいのかどうか・・・・
- ②の事象には「相関関係」があります。でも「因果関係」があるとは限りません。
仮に因果関係があるとしても、どちらが原因で、どちらが結果なのでしょうか。
「認知度の向上が原因で、販売量の向上が結果」という解釈が1つです。「消費者がたくさん買うようになり、消費者の認知度が向上した」、すなわち「販売量の向上が原因で、認知度の向上は結果」という解釈もできます。この場合、広告宣伝で認知度を上げても販売量は増えません。
このように「相関関係と因果関係を混同しない」「因果関係の原因と結果を間違えない」ことは重要です。そのうえでどちらが原因で、どちらが結果であるかを知る方法として時間差の確認と消費者行動の確認があります。
時間差の確認とは、認知度の向上と販売量の向上のどちらが先に起こったのかという確認です。
そして消費者行動の確認とは、先にこの商品の存在を知ったから、わざわざお店に行って買ったのか。この商品を知らなかったが、たまたまお店の棚で見かけて買ったのかという確認です。
要は何が目的かを明確に意識することが大事であると・・・・
「相関関係と因果関係を混同しない」ことに加えて、「目的と手段を混同しない」ことも大切な思考なのです。目的が異なれば、「何が問題か」「どんな手段をとるべきか」がまったく異なりますし、そのため、今そこにある目的だけを見るのではなく、「より上位の目的」を明確に意識し、そこから適切な手段を考えることがとても重要なのだということがわかります・・・・