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自分の現状を客観的に観察することって・・・  人事見直し倶楽部通信  №4052

time 2021/03/30

自分の現状を客観的に観察することって・・・  人事見直し倶楽部通信  №4052

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年3月30日火曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

明後日から4月になります。新年度を迎える際「4月から暮らしはこう変わる」といって法改正など変化を表すことが書いてある。その中で見ていくと、希望者に70歳まで働ける機会を確保することが企業の努力義務になるという項目があった。2025年以降は人口が減少していくと言われる中、働く高齢者を増やして人手不足を補うとともに、年金など社会保障制度の負担を軽くする狙いがあるという。因みに昨年厚労省のまとめでは、66歳以上も働ける制度がある企業は33.4%、希望者全員が働ける企業は12.7%であった。今後の動向を見てみたいですね。

 

さて、昨日の続きになります。

2つ目の観察対象ですがそれは、「今、自分の周囲で起きていること」です。自分のチームを客観的に見て、現在どのような状態なのかを観察するってことです。

この場合、次の3つを自問自答すると、客観的な観察がしやすくなると言われています。

① チームとして、何がうまくいっているのか?

② チームがよりよくなるために、何が必要か?

③ ①と②の考察から気づくことは何か?

 

  • について、「チーム内で空回りしている」とはいっても、その中で「うまくいっていること」も

あるはずです。まずそれを具体的に洗い出してみることです。どんな小さなことでも構いません。「ここはうまくいっているんじゃないか」という点をどんどん書き出してみましょう。

その一方で、「チームがもっとよくなる」ために、何が必要なのかも考えます。これが②です。

最後の③で、①と②を考えていく中で、気づいたことを明確にしていくのです。

この方法は自分の現状を客観的に観察してもらい、今後、各自が取り組むべき課題に気づいてもらうのが目的になるのです。

悩みがあると、「すべてがダメだ。うまくいかない」と負のスパイラルに陥りがちですが、3つの自問自答によって、うまくいっている部分があることに気づけるんですよね。うまくいっている部分を明確にしたうえで、改善すべき点を探り、取り組むべき対策を具体化していきます。

急がば回れ

急いで物事をなしとげようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ。

しかしそれが状況を打開する最短かつ最善の方法かもしれないですからね。

 

MPE 経営人事教育システム

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