みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年10月13日水曜日です。
#目標管理 #360度評価 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント
#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』
SONPOホールディングスは、傘下の介護事業大手の介護職員約1千人の給与を来年4月に引き上げる方針をだしたという。対象の正社員の年収水準を50万円ほど引き上げ、介護施設で働く看護師の平均的な水準並みの450万円程度にする。介護人材の確保や定着に欠かせない処遇改善を急ぐ必要があると判断したという。
さて話は変わって、
4月からスタートした会社は半期の人事評価がスタートします。そこで、ある経営者の人事評価の経験談を話ししたいと思います。
その経営者は、自分なりの視点で、「出来のよい社員」と「出来の悪い社員」の能力を比較(相対評価)していた。
特に、できの悪い社員には、「なぜ、こんなことが分からないのか」とか「こんなこともできないのか」と叱ってばかりいたと・・・・・
そうすると周りの社員も私の顔色をうかがって仕事をするようになっていました。
その社員は、なかなか業績が伸びない。そこで評価の物差しを変えてみることに。
社員の成長の度合いは、それぞれ違う。どうしても比較しがちだが、一人ひとりの人間、人生そのものを見ていくことにした。いわゆる絶対評価への変換である。
過大な期待をして仕事を頼むのではなく、その人に合う仕事を、達成できそうな少し高めの目標を設定して与える。そうすることで日頃、怒られ、自分はできの悪い人間だと自信喪失していた社員が達成感を感じるようになり、自信もついて、さらに頑張ろう、となるのです。
怒られていたうちの1人は、会社のムードメーカーとして育ち、社内が明るくなって活気が出てきたという。社員一人ひとりが成長することで、会社は発展する。
社員が成長するために、潜在能力を全面開花できる社風を作り上げることが社長の役目だ、と感じた瞬間であった。
みなさんも、自社を振り返って、現状抱えている課題に対して、視点を変えることも大事だと考えて見てもいいのではないでしょうか。