みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年11月7日日曜日です。
#目標管理 #360度評価 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
暦の上では立冬です。「冬立つ」というその文字通り、この日から冬の季節に入ります。
とはいえ、まだまだ本格的な厳しい冬の寒さが訪れるのは先でしょう・・・・
まだ時おりあたたかな陽気の日もあるでしょうし、そんな日を「小春日和」と言いますよね。
漢字から春に使う言葉だと思われている方もいるかもしれませんが、「小春」は冬の季語だそうです。寒い日々の中に時おり訪れる、つかの間の温かさのことをそう呼ぶそうです。
紅葉が見頃を迎え、落ち葉が舞います。
晩秋から初冬へと移ろうとき、ほんの少し、もの悲しい雰囲気も漂う季節ですよね。
さて、
人の心を動かす言葉の伝え方を考えてみたいと思います。
たとえば、あなたは企画書を作成中ですが、どうも期限までにできそうもありません。
そんなとき、あなたならどうしますか?
「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」
と正直に言う人もいるでしょう。
でも頼んだ人にとって、あなたのがんばりなんて大事なことではないのです。
だから頼んだ人は、あなたの申し出を不満に思い、嫌味を言ったり、時間をくれなかったりする可能性があるかもしれません・・・・・
では、こんなふうに言ってみてはいかがでしょう?
「すみません。もっと良い企画を作りたいのでもう少し時間をいただけませんか?」
どうですか・・・先ほどの言い方と少し印象が変わりましたよね。
前者は自分のがんばりをアピールしたのに対して、後者は「もっと良いものを作りたい」という気持ちを含んだ伝え方なのです。
頼んだ人にとって、良い企画が出来上がるのはメリットになります。
だから、前者に比べて不満を感じず、気持ちよく期限を延ばしてくれるかもしれません。
2つの言葉をもう一度比較してみましょう。
「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」
「すみません。もっと良い企画を作りたいのでもう少し時間をいただけませんか?」
伝え方は違うけど、結局はどちらも「企画書を書くために時間をください」という内容ということに気が付きましたか?
つまり、同じ内容でも伝え方次第で、相手の感じ方や行動に違いが出てくるというわけです。
伝え方の違いで相手の受け止め方も変わる・・・