みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年4月5日火曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
「春眠暁を覚えず」ということわざがあります。意味は春の夜は眠り心地がいいので、朝がきたことに気づけずつい寝過ごしてしまうという内容です。まぁ気持ちよくて朝寝坊してしまうってことですよね。我々普段の生活をみても、季節のよって寝心地の違いって感じること無いですか。夏であれば暑苦しいので寝づらい、だからクーラーなしでは夜中目を覚ましてしますとか、逆に冬になれば、寒すぎて布団から出たくないなんて思いますよね。そういう意味においては、「春」という季節は一番気候が快適で寝やすい・・・・・だからなかなか目が覚めない現象が起きるのでしょうね。
新入社員の方々、寝坊せず早めの行動をつける習慣をつけましょう・・・・
さて、昨日の続きです。
2つ目の観察対象ですがそれは、「今、自分の周囲で起きていること」です。自分のチームを客観的に見て、現在どのような状態なのかを観察するってことです。
この場合、次の3つを自問自答すると、客観的な観察がしやすくなると言われています。
① チームとして、何がうまくいっているのか?
② チームがよりよくなるために、何が必要なのか?
③ ①と②の考察から気づくことは何なのか?
①について、「チーム内で空回りしている」とはいっても、その中で「うまくいっていること」もあるはずです。まずそれを具体的に洗い出してみることです。どんな小さなことでも構いません。
「ここはうまくいっているんじゃないか」という点をどんどん書き出すことです。
その一方で、「チームがもっとよくなる」ために、何が必要なのかも考えます。これが②なのです。
最後の③で、①と②を考えていく中で、気づいたことを明確にしていくわけです。
この方法は自分の現状を客観的に観察してもらい、今後、各自が取り組むべき課題に気づいてもらうのが目的になるのです。
悩みがあると、「すべてがダメだ。うまくいかない」と負のスパイラルに陥りがちですが、3つの自問自答によって、うまくいっている部分があることに気づけるんですよね。うまくいっている部分を明確にしたうえで、改善すべき点を探り、取り組むべき対策を具体化していきます。
「急がば回れ」という言葉があります。
急いで物事をなしとげようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ。
しかしそれが状況を打開する最短かつ最善の方法かもしれないですからね。