みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年5月28日土曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
う~んやはり厳しい世界ですよね・・・・日本野球機構がプロ野球で昨年オフに引退あるいは戦力外通告を受けた選手143人の進路追跡調査を行った結果が発表された。
球団職員やコーチ就任などNPB内での再出発が55.2%で、独立リーグなどNPB以外を含めると74.8%が野球関係の進路を選んだという。わかるような気がします。餅屋は餅屋と言いますので。
平均年齢27.8歳、平均在籍期間は7.3年というからプロって厳しいですよね。
あらたなセカンドステージで頑張ってもらいたいです。
さて、
「人は人間が根源的に抱く欲求が満たされない時、離職を考える」ということです。と話された先生がいらっしゃいました。
私もいろんなところで1on1など面談をさせて頂いてよく思うのが退職理由の本音が聞けないです。
なかなか本音って話されないですよね、ごたごたを起こしたくないため、本音としての離職理由を会社に伝えず、角が立たない離職理由を伝える離職者は少なくありません。
ここで言う根源的に抱く欲求とは、アメリカの心理学者クレイトン・アルダファーが提唱した「ERG理論」で示される生存欲求、関係欲求、成長欲求の3つを意味します。
「生存欲求」とは安心・安全に生きていきたいという欲求であり、現代では給料や雇用環境が影響します。
「関係欲求」は良好な人間関係を築き、人から認められたいという欲求です。
「成長欲求」は苦手を克服し、得意分野を伸ばし、自らの可能性や才能を発揮していきたいという欲求です。
社員はこの3つの欲求を満たしてくれる会社、すなわち十分な給料を払ってくれて、良好な人間関係の中で、周囲が自分のことを認めてくれて、自分を成長させてくれる会社で働きたいと思っています。
だから、このうちのどれか一つでも満たされなければ、それが離職の理由となるわけです。
給料と離職率の関係でいえば、給料は生存欲求に関するものです。ただ、関係欲求や成長欲求が満たされない場合でも、人は離職を考えるということになります。
では、離職率を下げるため、関係欲求や成長欲求を満たすにはどういう関わりが必要なのでしょうか。