みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年7月23日土曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント
総務省が昨日発表した6月の消費者物価指数は、3カ月連続で前年同月比2%超の上昇となったという。生活必需品がこの10年ほどで1割以上値上がりしているが、ぜいたく品はほぼ横ばいらしい・・・・
そこで出てきた名前が、「スクリューフレーション」だ。スクリューフレーションとは、物価上昇で中低所得層の生活が締め付けられているという意味だそうです。
生活必需品が値上がりすることで、家計に占める割合の多い低所得層と、値動きの少ないぜいたく品の占める割合が多い富裕層の間で、格差が広がる原因になるという。
賃金上昇へ労働市場の活性化がこれから注目されるのだろうか・・・・
さて、
ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの行動経済学者ダニエル・カーネマンは、人間の思考には「直観(速い思考/システム1)」と「論理(遅い思考/システム2)」の2つがあると・・・・言われてます。
私たち人間は意思決定の対象が何であるかに合わせて、最もよい決定ができるように、これらを使い分けているというのです。
ここ最近では、これら2つの思考法に加えて、「第3の思考~Third thinking(システム3)」が最先端の脳科学・心理学研究において提唱されるようになりました。この第3の思考によって、現代社会で頻繁に直面する、複雑で難しい意思決定において最善の選択ができるようになり、創造性もアップすることが多くの研究で示されてきたそうです。
それが「無意識思考」という考え方だそうです。端的に説明するなら、「課題に対して意識的な注意が向けられていないときの思考」という意味になります。思考していることすら気がつかない。それゆえ、無意識思考と呼ばれるのだそうです。
私たちは認識していないだけで、実はこの思考法を日常的に利用しているのです。
例えば、新企画の構想を練るために何時間もかけて情報を集め、検討したのに、なかなかいい案が思い浮かばない。いったん切り上げて家に帰り、お風呂につかってゆっくりしていたら、不意に名案が思い浮かんだ。このような経験はありませんか。
帰宅途中も、お風呂につかっている間も、脳は無意識に新企画について思考しています。
私たち自身気がつかないだけで、脳は新企画について思考し続けているのです。
このような思考を「無意識思考」と言うそうです。