みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年10月14日金曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
#組織診断 http://www.mpe-kobe.jp/?p=1887
あっという間に10月も折り返し地点です。計画通り行動出来ているか検証し改善するところは改善していかねば・・・
円が32年ぶり147円台後半にというニュース。円安には輸入価格上昇を通じて食料品や原材料など様々な値段が上がり、家計や企業の負担を重くする側面があります。データを見ても9月の国内企業物価指数が前年同月より9.7%上昇しているというから凄い・・・・
企業は仕入れコストの増加を、消費者に身近な商品へ価格を転嫁する動きも強めているという、それに対して賃金の上昇が物価上昇に追いつけない状況が続けば、家計の負担はさらに増す可能性があると・・・・どうなる?今後の動向に注目です。
さて、人的資本経営という言葉最近耳にします。人的資本経営とは?
人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。
人的資本経営が資本市場から求められるようになったのは、企業を取り巻く商品市場、資本市場、労働市場の3つの市場の環境変化によるものでした。
1つ目は、商品市場における環境変化です。
具体的には、商品市場に「ソフト化」という環境変化が起きたことで、人的資本経営が求められるようになっていきました。
2つ目は、資本市場における環境変化です。
具体的には、資本市場においてあることが「一般化」されたことで、人的資本経営への注目度が高まりました。
3つ目は、労働市場における複雑化です。
少子化の影響により日本の労働人口は右肩下がりで減少していくことは明らかとなっています。企業にとっては、人材獲得競争の激化が発生します。
優秀な人材ほど獲得が難しく、維持しづらくなり、適切な人材を十分に獲得できるかが、企業の未来を分けるのです。
また、ライフスタイルやワークスタイルは近年急速に変化しており、多様な価値観、働き方を持った従業員を束ねるために、企業には多様なマネジメントが求められる様になっています。
労働力の獲得の競争の激化と、多様性の増大により、企業の人材マネジメントは複雑化が進んでいるのです。
このような3つの環境変化によって組織と個人のエンゲージメントを実現する「人的資本経営」が求められる様になったのです。