みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年10月18日火曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント
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週の初めの雨は、気分がのらないですね・・・・今日は天気が回復するみたいです。
やはり天気が良いのが気分も乗っていきそうです。しかし気温が上がらず寒くコートの出番がある地域もあるみたいです。徐々に秋の気配そして冬へ季節が変わっていく今日この頃といった感じです。今日も1日頑張りましょう!
さて、
上司の目から見て仕事のクオリティーが低いと感じるときに、「もっと、やる気を出してよ」と言ってしまうことってないですか?しかしこれは、部下からしたら残酷であり、かつやる気が大きく削がれてしまう言葉なんですよね・・・・
上司から部下へのフィードバックの基本は、目標に対して進む中で現状を明確にし、課題や軌道修正するポイントを伝えるものです。
「もっとやる気出して」は目標に対するフィードバックではないので、ポジティブに捉えられるポイントがまったく見つからないのです。それだけではなく、至らないポイントがまったく明確ではないため、具体的に何をしていいかわからないのです。
それに本人はすごく頑張っていて、やる気を持って努力している場合もあります。上司から見れば確かに至らなくても、成長途中の可能性だってあるのです。そんなときに「やる気を出せ」と言われると、「どんなに頑張っても、自分のことを認めてくれない人なんだ」と思ってしまうのです。
最悪のケースは、言われている本人は自分自身の変えられないこと、例えば性格や性質について指摘されていると認識し、必要以上に悩むことも多々あります。
伝えるべきは、「どういうポイントをもっとクオリティーアップするべきか」という業務における指摘なのです。
「ここに〇〇の情報も入れるとうまく伝わるんじゃない?」
「こういうポイントは語尾にも気をつけるようにしようか」と指示を明確にすれば、「なるほど、自分はここの部分が至らなかったんだな」と明確に理解できるようになります。「次はそれを意識して頑張ろう!」という気になりますし、もっと言えば「確かに!自分が気付いていなかったポイントを教えてくれたな」と上司との信頼関係作りになるかもしれません。
「やる気を出して」ではなく目標達成のためのフィードバックとして業務に対する具体的な指摘として、「ここにこの要素を加えようか」とコミュニケーションを取れるようにしましょう。