みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年3月8日水曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力
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朝ドラ効果か?・・・・NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」に登場したアルミの飛行機の工作キットに注文が殺到しているというニュース。
大阪府東大阪市の町工場が開発したもの。羽根などのパーツは、町工場数社による力作。素人でも40~60分で手のひらに乗る飛行機モデルらしい。私も注文しようかなぁ・・・・
さて、
来月は4月。新しく社会人としてスタートする人々を見る機会が多くなります。そんな
新入社員や、配属されたばかりの社員に対する研修にはさまざまな方法がありますが、なかでも多くの企業で採用されているのがOJTです。しかし、育成計画をしっかりとたてず、新人教育を現場に任せていたり、教育不足のまま新入社員や配属されたばかりの社員に実務を任せていたりするケースも少なくありません。
改めて、OJT「On the Job Training」について見ていきたいと思います。
OJTとは、上司や先輩が部下や後輩に対し、実務を通じて仕事に必要な知識や技能などを習得させる研修方法のひとつです。
OJTのほかにOff-JT(Off the Job Training)も存在し、これは実務の現場を離れて座学などによる研修をおこなう方法を指します。OJTでは上司や先輩がトレーナーとして研修をおこないますが、Off-JTでは社外の講師が研修をおこなう場合もあります。たとえば、新入社員研修などはOff-JTの代表的な例といえるでしょう。
実務に必要な技能を身につける際にはOJT、基礎的な知識や概念を多くの社員に共有する際にはOff-JTなど、場面に応じて研修方法を使い分けることが求められます。OJTは、早い段階から新入社員や、配属されたばかりの社員の即戦力化を目指すため、さまざまな企業で採用されている研修方法です。
それでは、OJTを実施する目的について見ていきましょう・・・・
部下や後輩のスキル向上
新入社員や、新たな部署に配属されたばかりの社員である部下や後輩がいち早く仕事に馴染み、一人で業務を遂行できるようにスキル向上を目指すのが第一の目的です。
早い段階で業務を遂行できるスキルや知識を身につけることにより、部下や後輩本人には成長しているという実感が湧き、自信がつきます。そして、さらに多くのスキルを習得したいという向上心も高まるでしょう。その結果、仕事に対して意欲的に取り組めるようになり、早期の戦力化が見込めます。
次に、上司や先輩の指導能力向上
OJTは部下や後輩のスキル向上ばかりではなく、教育をする立場のトレーナーにおいても指導能力の向上が期待できます。トレーナー自身が日々おこなっている業務をわかりやすく説明するためには、業務内容を細かく整理しながら順番立てて話す必要があります。実際に業務を遂行するのと説明するのとでは求められるスキルも異なり、トレーナーだからこそ向上が見込める能力もあります。
たとえば、部下や後輩に理解してもらえるようにわかりやすい言葉を選んで説明することは、コミュニケーション能力の向上が期待できるでしょう。また、業務内容に合わせて順番立てて説明することは、論理的思考力の向上も期待できます。
最後に、組織の持続的な成長です。
組織としてOJTの進め方を確立し、継続的に実施することで、人材育成のプロセスを効率化できます。これにより、人材の効果的な育成につながり、組織が持続的に成長していく原動力となるでしょう。
以上のことをふまえて来月からのOJTをしっかりと進めていく計画を立てていきましょう・・・・・