みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年7月2日日曜日です。
#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力
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京都で最も古い花街の上七軒で昨日から、ビアガーデンがオープンしたニュース。
上七軒歌舞練場を会場に65年余り親しまれてきた夏の風物詩です。いいですね~涼しげな浴衣姿の芸妓や舞妓と歓談しながら飲む酒はさぞかしうまいのでしょうね・・・・
さて昨日の続き、
近年とくに注目されているリーダーシップ理論を3つ紹介しましょう。
オーセンティックリーダーシップ
高い倫理観や道徳観をもつと同時に、リーダー自身が大切にしている価値観や考え方に根ざして組織をリードするリーダーシップを「オーセンティックリーダーシップ」とよびます。
オーセンティックリーダーシップでは、リーダーがメンバー一人ひとりと本音で向き合うことで信頼関係を築き、メンバーそれぞれの個性や強みを把握し、どう生かせるかを考えて行動します。企業が時代の変化に対応していくためにも、メンバーの多様な強みを生かせる組織づくりに有効な、オーセンティックリーダーシップが注目されているのです。
なおオーセンティックリーダーシップには、以下の5つの特性が求められます。
1.情熱をもって目的を追求する
2.自分なりの価値観にもとづいて行動する
3.真心をもってリードする
4.継続的に人間関係を構築する
5.セルフマネジメント
次に
サーバントリーダーシップです。
「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という考えにもとづいたリーダーシップ理論を「サーバントリーダーシップ」とよびます。
サーバントリーダーシップはリーダーが部下の話を傾聴し、コーチングやメンタリングによって部下を目標達成に導くというものです。そして、この過程においてリーダーと部下の信頼関係も構築されます。
ドラッカーのリーダーシップの定義にもあった「信頼」をメンバーから得るためには、必ずしも従来のようなトップダウンの支配型リーダーシップが適切とはいえません。メンバーが心から信頼できるリーダーになることで、真に強い組織が生まれるでしょう。そのため、サーバントリーダーシップの考え方は重要といえます。
提唱者のロバート・K・グリーンリーフは、サーバントリーダーシップには以下の10の属性が求められるとしています。
1.傾聴、2.共感、3.癒し、4.気づき、5.説得、6.概念化、7.先見力・予見力、8.執事役、9.人々の成長に関わる、10.コミュニティづくり
最後に
シェアドリーダーシップ・・・
組織内のメンバー全員がリーダーシップを発揮することをシェアドリーダーシップとよびます。リーダーの役割をシェア(共有)している状態ともいえ、状況に応じてリーダーシップを発揮するメンバーと、それに従い主体的に動いているメンバーが入れ替わるのが特徴です。
ただし、シェアドリーダーシップにおいても、公式な役職としてのリーダーは必要といわれています。
メンバーそれぞれにリーダーシップを発揮してもらうために、公式なリーダーに求められることは、以下の3つが挙げられます。
1.なにをすれば組織に貢献できるか、自分の強みを生かしたスタイルをメンバー自身に自覚してもらう
2.メンバーに対するアプローチ方法(ファシリテートやコーチングなど)を公式のリーダーが学ぶ
3.会議などの進め方を実際に変えてみる
メンバー自身がリーダーシップを発揮するために、具体的にどのような強みを生かせるのかわからないことも多いため、まずはリーダーシップの定義や理想の組織といった前提を組織全体で揃え、そのなかで強みを発揮できる分野やポイントを考えてもらうとよいでしょう。