みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年9月15日日曜日です。
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9月も折り返し地点に来ました。早いですね・・・・日が経つのが。
勇壮さで知られている「岸和田だんじり祭」が、昨日大阪府岸和田市で始まった。
午前6時ごろ、始まりを告げる「曳き出し」があり、南海電鉄岸和田駅前にだんじりが次々と登場。
その後、「ソーリャ ソーリャ」と威勢のいい掛け声とともに、重さ約4トンのだんじり34台が街中を走り抜けた。300年以上も続く伝統行事・・・五穀豊穣を祈る祭礼 いいですね・・・・
さて昨日の続きです。
パワハラ行為者になる人には、いくつかの特徴があります。怒りがコントロールできない状態を作り出してしまう人たちです。
つまり、心の中がネガティブな感情で満たされていることが多い方々です。
ネガティブな状態というのは、一時的なものもあれば、積み重ねられてきたものもあります。
たとえば、「時間は守るべき」「目上の人の言うことは聞くべき」などの思い込みを持っているケースです。べき思考が多い場合は、物事を見る目がゆがんでしまうことがあり、これを認知のゆがみと言います。
べき思考の持ち主は、本人が気づかない中で、自分自身がこの思考に苦しめれています。
「本当はもっと自由になりたい、でもこうすることが絶対だから」と自分の中に絶対的な君主がいて、それに従わないとひどい目に遭う、という感覚を無意識的に持っています。
だから、他者にも同じような価値観を求めていきます。それが、職場では時としてパワハラに繋がっていきます。
パワハラをする人はとても威張っていて、強そうに見えます。しかし、心の中をのぞいてみると・・・実は、いろんなことにおびえています。
もともとべき思考が強い方が多いので、そんな弱い自分は外に出すことができません。
そんなとき、人はどうするのか?というと、
相手を下げることで、自分の位置を相対的にあげようとします。
あるいは、自分より弱い相手をターゲットにして、自分を相対的に高めようとします。
目上の人には偉そうにしないのに、目下の特定の人に厳しい、というのは良くあるケースではないでしょうか。
ではパワハラ行為者への対応はどうしたらいいのだろうか?
パワハラ行為の程度を見極めるとか、パワハラ行為者の心理的課題の対処を行うなどです。
まず、パワハラの悪質性、頻度、きっかけなどにより程度を見極めます。そして次に、パワハラは行為者の心理的な問題が潜んでいます。行為の程度によっては、行為者の心理的課題の対処が必要になってきます。
一方で、心理的課題の対処については、どこまでを企業がフォローするのか、対策のレベル感を決めていく必要があります。
企業がすべてフォローするのか、改善要求とその改善度合いのジャッジだけにするか、対応の中身まで検討していく必要があります。
企業が取り組むべきパワハラ対策は、予防とパワハラが起きた場合の改善策の両面からの対応が重要です。
どちらが片手落ちになっても、企業として十分な対策にはなりません。
特にパワハラが起きた場合の改善策は、個別の教育支援が必要になってきます。
当人の心理的な背景にも留意しながら、対応できる体制作りをしていきましょう。