みなさんこんにちは。下ちゃんです。昨日は地域によって雨が降っていたり、止んでいたりと少々鬱陶しい1日でした。幸いにも折り畳み傘を持ってでたのですが、使わずに帰ってこれた。これは良かったかなぁ~と・・・・・
今日は曇り空が広がるのでしょうか・・・・それとも雨が1日続くのでしょうか。どちらにしましても快晴ではないことは間違いなしですね。
さて
この頃よく聞くワードとして論理的思考力がある。そこに必ず出てくるのが、MECEという言葉である。
これは、ミーシーと発音し、Mutually Exclusive、Collectively Exhaustive の頭文字をとったもので、日本語に訳すと、「漏れがなく、ダブりもない」という意味になります。
たとえば、こんな例がありますよね。
携帯電話ショップに来店するお客さんについていくつかに分類するということを考えてみましょう。お客さんを、「新規のお客様」「機種交換のお客様」の2つに分けることとします
としますと、解約のお客様はどうなるの? となります。これが典型的な漏れがある事例です。
次に、漏れはないもののダブりがある例で言いますと、同じく携帯ショップのお客様の分類の例で考えてみましょう。
「新規のお客様」「既存のお客様」「スマートフォン利用のお客様」の3つに分けました。新規と既存だけならばMECEなんですが、スマートフォンのお客様が入っていることで、ダブりが発生しているというわけですなぜなら。スマートフォンのお客様は新規にも既存にもいるからなのです。
あとこんな例も・・・・
漏れもあればダブりもあるという例ですね。
旅行市場の分類で考えますと、どの市場に力を入れていくか、といった議論をしているとしましょう
この分類では、「海外旅行市場」「個人旅行市場」「法人出張市場」の3つにターゲットを分けてみますね、これは漏れもあれば、ダブりもあることに気がつきますよね。というのは海外旅行と個人旅行はダブっていますし、海外旅行と法人出張もダブっています。さらに国内旅行が抜けてしまっていることにも気がつきます。
このような抜け漏れでは、全体を把握できず、部分的な議論になってしまうということになってしまってよい結論に結びつけることができないわけです。
ものごとをMECEに整理するために3つの考え方があると言われてます。
1つは「AとA以外」で考えてみる、2つ目は計算式に当てはめてみる、3つ目はプロセスの各段階に当てはめてみるということを経験の数で習慣化してみては・・・・・